レモンメレンゲパイとの格闘。

レモンメレンゲパイ 6月8日のケーキ「レモンメレンゲパイ」。何度も試作をした事はブログでも書いていた。試作というのは、カフェの前日にいきなり作って失敗したら、カフェで出すケーキが無いって事になっちゃうからだ。冷蔵庫に入った6月8日のケーキ「レモンメレンゲパイ」、ここまでたどり着くには長かったのです。
 日曜のカフェ営業が終わって家路に着いた後、早速パイ生地を空焼きし、レモンクリームを流し、少し焼いて熱を取り、冷蔵庫で冷やしてイタリアンメレンゲを乗せて焼く作業を開始。

土台雪崩が! 
今年一番悲しかった瞬間

何故?!ナゼ!?なーぜー?
小さなサイズでの試作は成功したのに!中のレモンクリームが柔らかかったから?決壊したレモンパイの土台を目の前に、ワタシも崩れそうになる。

試食 再挑戦の前に、とりあえず贅沢食べ。アツアツでサクサクのパイにとろとろレモンクリームが、もうこの上なく悲しすぎる美味しさ。
日曜営業でちょっと疲れている体を気合で支え、再度挑戦。

再度まさか一時間後に今年一番悲しかった瞬間が更新されるとは!

とりあえずパイ生地を仕込み直し、冷蔵庫で寝かせ、お風呂に入り、kskさんに電話をし、あぁ悲しいと一通り嘆き、ブログに「失敗」なんてタグを作るから失敗するんだとトバッチリも浴びせ(業務連絡より長い)、気分転換を済ませ再度トライし(at1:30am~)、出来あがったのが一番最初の冷蔵庫に眠るレモンメレンゲパイの写真。

と、言う事で(どう言う事よ)、ちゃんとケーキは出来ましたので、カフェの営業は無事できるのでご安心を。日曜営業は張り切り過ぎて、作り過ぎ、少々余り気味で本日もヌガーグラッセとマカロンは裏メニューとして存在しますので、ご注文頂けます。そして苺のトライフルも苺が終わりなので、ぜひ今のうちに!と、チョー頑張ったので、今日はお客さん来てくれないと悲しいわ、と気合いでブログもアップ。昨日のカフェ営業は、大きな失敗は無く無事終了。GWのバタバタはやはり特別だったようで、午前中はピークがありつつも通常より席数を増やしたので、満席でお断りする事は無く、2時以降は一人で回せたかも。昨日のヘルプはミサ姫(ホント助かりました)。

今日も、カフェでお待ちしています!

明日は日曜カフェ営業です!

苺 心配していた苺もしっかり入手。無事、苺のトライフルは今週もメニューに上がります。そして、ここぞとばかりに最後の苺加工!とアイスも仕込む。来週6月15日(月)はルバーブパイと苺アイスの予定です(ルバーブが10kg11日に到着するのでっす)。

苺ジャム 苺ジャムは、瓶詰ジャムよりちょっと火の通りを浅目に、フレッシュ感を残す。来週の分も煮ておいた。

パイに苺ジャム パイ生地に苺ジャムを。やっぱりルバーブタルトには相性の良い苺は合わせたい。両方揃って満足満足。無い時は瓶詰しちゃった苺ジャムを使ってもいいのだけど、あるうちはこうして都度、手を加えたい。

ルバーブパイ 2kgだけ送ってもらったルバーブを大ぶりにカットして、少し火を通して苺ジャムの上にたっぷり。相変わらず微妙な色だけど、美味しいでっす。

ルバーブパイ焼上がり 焼き上がり!ちょっと焦げたところはカラメリゼされてまた美味しいのです!ぜひ温めてお出ししたいので、ご注文頂いてから少しお時間を頂きますが、美味しくなる時間と思ってお待ち下さいませ。

紅白マカロン ルバーブパイに添えるのは、紅白マカロン(一部白だけとか、赤だけのものもあります)。晩柑&紅ほっぺ苺ジャムを使ったガナッシュを挟みました。つるっと良い出来です!いつもの通り、ガナッシュたっぷり、繊細なマカロンです。

スコーン スコーンもたっぷり焼きました!お持ち帰りも出来ますので、レジにてお申し出下さい。

 あと、カスタード大量製造につき、卵白がたくさん出たので、ヌガーグラッセを作りました。メニューにはありませんが、ご注文頂けます。ヌガーグラッセ マカロン添え単品450円です。お気軽にお申し出下さい。

明日、カフェでお会い出来るのを楽しみにしています!

小さな工房の見取り図

SUGAR TOOTH工房の見取り図

工房の見取り図

  • ネットで購入。コンロはガラストップ。

  • 二層式シンクと給湯器

  • 冷蔵庫業務用ではなくて、一般家庭用です。

  • キッチンエイド。色はエンパイヤレッド。

  • 洗面台許可を得る為に必要。

保健所のチェックの日

保健所の立会い日、朝から掃除掃除掃除!!

トイレも手洗いも念入りに。液体石鹸よーし、アルコール消毒よーし、冷蔵庫の温度計よーし。チェックは万全なのだけど、落ち着かない事この上無い。

そして、約束の時間に、いつも保健所で対応してくださるSさんはやってきた。おぉー、立会いは別の人かと思ってたので心強い!

そしてSさんのご実感は我が家(工房)から数メートル先という事が判明。子供の頃にちょっとお世話になった事もあったと気づき「ワタシ、兄と一緒にお宅に行った事ありますよー!」と、全然関係無い話で盛り上がる。

まぁ、そんな縁もありつつ、図面を見ながら全て揃っているか、変更は無いかを確認していく。

注意される所も無く、今は消費者が敏感になっているから、異物混入などにはくれぐれも気を付けるようにという事など、諸々の注意や、次の申請(5年後)にかかる料金などを説明される(多分、前回の銀行行っていいですか事件が効いているかと思われる)。

とにもかくにも、問題無く営業許可は下りますとの返事に小躍り。担当のSさん、ホントーに有難うございました!!


これで晴れて「SUGAR TOOTH」として、お菓子やジャムが作れて販売が出来ると許可をいただけました!

思い返すと早かったなー。

設備の設置

設置前日、仕事から帰って配達を待つ。まず、オーブンとガスコンロ到着。そして冷蔵庫、シンク&作業台到着。ダンボールだらけになった。

設備が届いた
設備が届いた

よし、と気合を入れ、明日に控え作業台を自分で組み立てようかと思ったけど、全てのダンボールの結束バンドをカッターで切り、ゴミ袋に入れた時点で気力が尽きた(気力尽きるの早すぎ)。

Iさんに電話して、「安いの買ったらから、組み立て式なんですけどー」と言うと、「えー、置いたらええだけちゃうんか。しゃーないなー、よし、ほな組み立てたるわ!」と有難い返事。あぁ、ワタシ良い施工屋さんに出会ったわ。


当日朝、サッシが取り外されIさんはシンクや作業台を組み立て、ガス屋さんはオーブンを設置し、電気屋さんはアース工事などをし、賑やかだった。ガス会社の人がガス漏れ点検を終え、午前中で全て終了。

Iさんから家の鍵を渡される。冷蔵庫のダンボールや発泡スチロールなど山盛りのゴミ達も全てIさんが処理してくれた。「キレイになったやんかー」とIさんも嬉しそう。「頑張りやー」と温かい声を頂き、出来立てホヤホヤの工房の真ん中に立つ。ピカピカの工房ってわけじゃない。でも、これが今の私の精一杯だし、十二分に満足のいく仕上がり。

設備の設置が完了した様子
設備の設置が完了した様子

あとは、収納コンテナとラックなどを入れて、保健所の立会い検査を待つばかり。大丈夫、誤魔化してるトコもないし、指摘されて困りそうなトコもない(ハズ)。それでも、漠然と大丈夫かなぁと思いながら、1週間後のその日を待つ。