ルバーブが届いた!

赤ルバーブ 土曜日の朝、信州からルバーブが届いた。私が初めてルバーブに出会ったのはイギリスのサマセットのファームハウスで出たルバーブパイ。そのキュっと甘酸っぱい味に感動した。日本で手に入るなら、是非ともジャムやお菓子にしたい、と2か月以上前から予約して、この日を待ちわびた。

ルバーブ収穫が予想より遅れている、という連絡に、ヤキモキしつつ、カフェとのスケジュールの兼ね合いに、ギリギリだけど何とかなるだろう、と注文した20kgのルバーブ。手前が赤ルバーブ、奥が青ルバーブ。赤の方が高価で、かなり躊躇する額。でも今年は特別に買ってみた(なので来年は無いかも)。私がイギリスで初めて出会ったルバーブは赤だったので、どうしてもと思ったのです。

青ルバーブ 傷みは綺麗に取る。青ルバーブにも微妙に赤だったり黄色だったりするところがあるのだけど、一緒に煮ると何とも微妙な色に仕上がるので、丁寧に(でも結局、微妙な色に仕上がってしまった)。

青ルバーブジャム ワタシは一体何を作っているのか、と一瞬分らなくなる匂い(笑)。山の匂いがします。ルバーブはフルーツのジャムと違って、凄くはねる。絵本に出てくる魔女の鍋のように、マグマのようにボコっボコっと100℃以上の熱い熱いネットリと蜜っぽいジャムが、ちょっとだけ露出している首とか鎖骨とか、手袋と袖の隙間の手首とかにはねる。その度「あっつー!!」と叫び、ちょっと跳ぶ(笑)。

ルバーブ&苺ジャム ルバーブと苺のジャム。ルバーブと苺は、とても相性が良く、どうしても作りたかったので、苺が無くなる前にルバーブ来てくれ!と思ってたのです。苺も5kgきちゃって、昨日と今日はちょっと「罰ゲームか、これは」というくらい、働いた。苺は「紅ほっぺ」と「あきひめ」を使っています。1日に作れる限界を知った、貴重な2日間だった。

ルバーブジャムトースト ルバーブと苺ジャムをトーストに塗って食べる。キュっと甘酸っぱいものがお好きな方には、ぜひ食べて頂きたいジャム。明日のカフェで販売します。ウェブショップでは5月22日(金)から販売開始です。

苺の季節もそろそろ終わり。

紅ほっぺ苺 あきひめ苺に続き、紅ほっぺ苺のツル付きショット。これで紅ほっぺ苺は、今期最後。来年、また沢山ジャムを煮ている春でありますように、と願いながらヘタ取りに励んだ。

晩柑と紅ほっぺ苺ジャム 晩柑と紅ほっぺ苺のジャムは2回煮た。

ドライ苺 初めての試みの焼き菓子。着色料不使用のアメリカ産のドライ苺が見つかったので、ちょっと使ってみたいなーっと試作。このドライ苺、セミドライタイプで、そのまま食べても美味しい。

ドライ苺刻み 細かく刻んで、たっぷり準備。

苺ジャム 自家製苺ジャムも使っちゃうわよーっと。

苺生地 バターとお砂糖に、苺ジャムを混ぜーる!

苺生地にドライ苺 ドライ苺もたっぷり混ぜーる! 

苺クッキー 出来あがったのは、苺クッキー。ハートにしてみたり、ちょっと遊んでみた。贅沢な苺クッキーだわーっと味見してみたら。
全然美味しく無かったという。
あー、また時間無いのにこんな事して、自分を追い込んでしまったー。どうするんだよぅ、カフェの焼き菓子(滝汗)。

晩柑(ばんかん)と格闘。

晩柑マーマレード 一昨日、昨日、今日と足かけ3日間、晩柑と格闘。皮を刻み、下茹でしつつ、実を取り出す。スコーンの仕込みや発送もありながら、合間合間に剥いては刻み、を繰り返す。銅鍋で煮るまできたら、マーマレードは気持ち的に終盤。本当に煮るまでに時間がかかる。ずーっと包丁を握っているので、右手の掌が時々つるほど。掌がつるのは人生初めてだ。

晩柑マーマレード仕上り 一日に30本の仕上がりがいいとこ。あしかけ3日で60本煮上がりました。明日は、晩柑と紅ほっぺジャムを仕込み(また晩柑の皮剥きと刻みだー)、明後日はルバーブが到着するのでルバーブジャムを煮る。うまくいけば18日のカフェで販売出来るかな。カフェのケーキはルバーブのタルトにしようかなーっと構想中。先に果物を加工してしまわないといけないので、また仕込みはギリギリになりそう。タルト生地は明日、仕込んでおこう、そうしよう(自分に言い聞かす)。

そしてお知らせ。
6月7日(日)、8日(月)と2日間、「ほなな」にて、CAFE SUGAR TOOTHの営業が決まりました。6月も月曜は前日営業予定で、日曜は7日のみ営業します。普段、平日で来れないーっという方、是非お越し下さい!

近頃の朝ごはん。

カフェの朝ごはん。 月曜はお昼を食べ損ねる事がほとんどなので、朝ごはんはたっぷり食べる。でも時々、食べれなかった!っていう日もある。そんな日は、駅で買ったサラダとチーズマフィンをカフェの準備中に食べる。肉体労働の後は、泥のように眠り、食い気より眠気を優先する事もしばしば。

朝ごはん1 アボカドチーズトーストに、オニオンスープ、プチトマト、リンゴ。オニオンスープはレトルトので、凄く濃厚だった。

朝ごはん2 ポテトサラダのトーストサンド、野菜スープ、プチトマト、たんかん。お昼が食べれなさそうな日は、これくらいの朝ごはんでパワーチャージ。

朝ごはん3 アボカドチーズトースト、野菜スープ、苺ヨーグルト。

朝ごはん4 チーズトースト、ポテトサラダ、苺、オレンジ。

朝ごはん5 自作ブレッチェン、ポテトサラダ、オレンジ。
最近、チーズがぐっと安くなったので、とても嬉しい。

レモンとあきひめ苺。

レモン今朝、レモン果汁用のレモンが届いた。絞って冷凍しておいたレモン果汁が無くなりそうだったので、また10キロ購入して、時間のある時にゴリゴリ絞って冷凍しておく。瓶に入って売られているポ○カとかのを使えば簡単で安定もするんだろうけど、まぁ好きでやってる事なので、時間の許す限りゴリゴリ絞る。工房中が爽やかな香りで満たされる。

レモン皮今日は「あきひめ苺」のジャムを煮るので、それに使う用の250ccを別に絞る。レモン9個で250cc、写真は250cc分の絞り跡。手間もかかるし、ジャムに必要な酸味を足す役割にしては、結構偉そうな値段(笑)。

あきひめ苺SUGAR TOOTHで販売している苺ジャムは「紅ほっぺ苺」とこの「あきひめ苺」の2種類。あきひめ苺はクールな美人系。紅ほっぺは親しみやすい可愛い系という感じ。毎日朝から晩まで果物と向き合うと、凄く愛着が湧いてきて、こんな表現になってしまう。あきひめ苺は、果肉がしっかりしていて、美しい。加工用なのに傷みがほとんど無く、ちょっと高価だけど、何度も作りたくなる。苺の季節もそろそろ終わり、次は無いかも、と言われているので、ちょっと寂しい。工房の中に充満する苺の香りを満喫しておく。

あきひめ苺ヘタにツルが付いてると、更に可愛さが増すような気がする。こんな美人苺を使っているのだから、美味しいジャムにならないハズが無いでしょう、と自分に言い聞かせながら、今日もジャムを煮る。