焼き菓子仕込みと苺シロップその後。

 発送用の焼き菓子製造。いつもよりビスコッティのご注文が多く、いつもの倍ほどの仕込み。袋詰めを待つビスコッティと焼き上がったジャムクッキー。作るより、袋詰めとシール貼りの方が時間のかかる不器用なワタシ。レーズンビスケットのリボンがけは、全然成長しません。むむー。
 月間スケジュールを立てたところ、どうやら今月は相当大変。それは東京行きを決行してしまったからってのもあるけど、カフェの日曜営業、森のいちにち、GWの連休営業とほぼ毎週日曜が埋まっているというのが大きい。いやー、苺ジャムを3月に仕込んでおいて良かった。GW前に多分、ルバーブがやってくるので4月末はかなり追い込まれてるハズ。この1年で一番大変だったのは、ルバーブジャムの時だったのを思い出し、あぁ夜中までのジャム作りが待ってるなーっと。GWが終わったら外に美味しいものでも食べに行こうと思います。

 先日から仕込んでいた「究極の苺シロップ」(と言う名のレシピ)、7日目で完成!下に砂糖が溜まってたので、一旦、6日目に苺を取りだしかき混ぜた。

 ザルに苺をあける。透明なシロップに仕上げる為に、ギューっと絞ったりしてはいけないそう。苺は3分の1くらいの大きさになっていた。瓶に詰めて綺麗な透明シロップの出来あがり!

 先日仕込んだレモネードと並べてみると綺麗な色。レモネードは時々、お湯割りで飲んでいる。一日中工房仕事でクタクタになった後で飲むと、クゥーっと疲れが和らぐ。でも、まだまだ販売するには未完成の味。今年は無理でもいつか夏の商品でシロップっていうのもいいかも、と思ったりしています。商品開発は長い目で。

 出来たて苺シロップを無糖のソーダで割って苺ソーダ。割ると色はほとんどつかないなぁ。苺の香りが強すぎて、何故か人工的なジュースの味がする(謎)。かき氷のシロップにした方が合うかも。苺の香りだけがシロップに移ってる感じで、苺の酸味なんかはほとんど感じない。ファンタ苺味(無果汁)みたいな(笑)。レモン果汁とかを入れた方が美味しいかも。これは砂糖の浸透圧だけで作るシロップだけど、次は苺を煮て作るシロップに挑戦する予定。

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4件のコメント

  1. 残念でしたね。でも普通に考えれば火を入れたほうが味も香りも出るだろうし、何より衛生的なように思いますが^^;

    完熟いちごを煮出して作る場合は、砂糖はいちごの10%の分量でもおいしく仕上がります。日本のフルーツは本当においしい。いちご500gに砂糖500g入れるなんて、怖くて私には出来ません><

    ついでに書いてしまいますが、軽井沢の有名なジャムのお店のいちごジャムは、詐欺かと思いましたよ!いちごを丸ごと煮出した場合、いちご本体の味が薄れるかわりに、いちごをそのまま食べる以上の味と香りが液体部分に生まれるのに、あれは液体部分を入れ替えたのではないかと思うくらい味がなく、ただ甘いだけ、砂糖水の甘さだけでした。

    あんなことが許されてしまうんですね。悲しいことだと思います。騙される消費者にも責任がありますが。ありんこさんのように自分で作りたい、本当においしいジャムを食べさせてあげたいと思うのも納得がいきます。

  2. 読者さん、火を入れると香りは飛びやすいんです。果実酢なんかは火を入れないで作る方が香りはよくつきます。でも、火を入れたものの方が味は付きそうですよね。試してみます。砂糖の量はシロップをそのまま飲むのではなく、何かで割るのであまり気になりません。逆にほんの少しで甘くなりますから。苺のジャムは、本当に歩留まりが悪くて、こんなにたくさんの苺なのに、ジャムになったらコレだけ?という感じなので、どうしてもペクチンを使ってしまったり、大量のお砂糖で体積を増やしたりしてしまいがちなようです。

  3. じゃあ火を入れたものと入れないものを半々に混ぜて使えば、味も香りも良いものができるのかしら? 苺ジャムは基本中の基本だと思っていましたが、商売となるといろいろなご苦労がおありなのですね。

  4. 読者さん、火を入れたものも美味しく出来るか分からないので(笑)、何とも言えませんが、色々と試してみたいと思ってます。

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