試作は着々と。

 月曜のケーキ、色々と作りたいケーキはあれど、旬に忠実に試作をすると、出せる頃には旬が終わってたりするので、油断ならない。今日は苺と伊予柑で焼きタルト。えぇー、焼くの?生で乗せた方が美味しいんじゃない?と思うでしょう。でも、ワタシは生のフルーツが山盛り乗ったタルトは別々で食べた方が美味しい気がするんですよねぇ。
 ずっと作りたいと思っているのはみかんチーズケーキの違う果物バージョン。やっぱ苺かなぁ。このチーズケーキ、すごく好きな味で、みかんの時も残ったチーズケーキを持って帰って食べたのに、しばらくしてまた食べたくなって作ったくらい。暑くなったら濃いかなーっと思う味なので、このチーズケーキも早く出したいところ。

 焼き上がりましたー。おぉ、伊予柑が思いのほか変化が少ない。三皿園さんの伊予柑、力強いです。この前、スーパーで買った伊予柑を食べたら凄く柔らかくて、ほろ苦さがほとんど無かった。三皿園さんのは、プリっと弾力があって、ちょっとほろ苦さがある力強い味。焼きタルト、両方美味しい。冷やして食べるより、温かい方が美味しいな。月曜のケーキは「苺と伊予柑の焼きタルト」にしようっと。

 しつこ過ぎるワタシ、レモンケーキの試作は地味に続く。いや、もうゴールはそこなんです。今日は伊予柑ピールを刻んで入れてみた。ちょっとしたアクセントがあった方が美味しいんだけど、チョコチップよりピールかなぁと。先日の試作で、伊予柑フィナンシェが良い感じだったのだけど、後日、試食をするとそうでもなかった。ガッカリーー。

 作った日付を入れて、毎日食べる。賞味期限テストも兼ねて。焼き立てが美味しくったって、3日後がダメならダメなんだ。賞味期限内、ちゃんと美味しく食べられる味が出来るまで頑張るのだー。

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4件のコメント

  1. バレンタインの詰め合わせ、大変おいしくいただいてます。
    「納得の味」を求める姿勢あっての味だったのですね。
    食べるときは、あっという間なんですけど・・・
    レモンケーキ、期待して待ってますね~これからもがんばってくださいね

  2. 奥が深い!実に研究熱心!
    もしかしてお店を持つ、ということは
    常に試行錯誤の中、探究心とこだわりを忘れてはいけない、
    という姿勢は当たり前なのかもしれないですが、
    なんだか、そういう苦労があるのかぁ、と
    読むだけで人生勉強になります。

    私もフルーツタルトは、別々で食べた方がいい!と思う派です。
    あ、でも生クリームに包まれているフルーツは好きなんですが。笑

  3. フルーツタルトの大きさが女性向きでよさそうですね。
    (タルトは好きなんだけど食べていくうちに外の生地が崩れて汚くなるのが嫌で余程具が好きでない限り極力避けている)
    もしかして一口サイズ用のケースシート(呼び名がわからないから勝手にそう呼んでいるが)で焼かれていますか?
    タルトの形状を見て以前NHKのスタイルアップイタリアンの巻でやっていたミニチーズケーキを思い出しました

  4. にこちゃんさん、バレンタインの詰め合わせ、気に入って頂けて嬉しいです。この先、何年も作り続けられるお菓子が出来たらいいなーっと、しつこく試作を続けています。お届け出来る日が早く来ればいいなーっと思ってます!

    graceさん、自分が美味しい!って思うお菓子じゃないと、お客さんには美味しいって思ってもらえるハズがないもんなぁ、といつ終わるか分からない試作の日々を続けています。失敗も、この先の糧になるかなーっと、あんまりへこみ過ぎず、楽しむようにしています。

    geranさん、タルトは試作用なので、小さいサイズで焼いてます。仰るケースシート?がどんなものか分かりませんが、ワタシはマトファーのタルトリングを使って焼いています。底がしっかり焼けるので、気に入ってます。仰るNHKのチーズケーキも存じ上げず、スイマセン。

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