6/7(月)のケーキを仕込む。

 昨日のテレビ「世界ふしぎ発見」はグリーンスペイン特集で、Yちゃんの旦那ハビの故郷、ガリシアも出てきた。私も10年ほど前にお邪魔した。ハビの実家はかなり田舎なので、見るところがあんまり無く、車で色々と観光に連れてってもらった。テレビに出てた巡礼の町、サンティアゴ・デ・コンポステラも行ったし、「亀の手」という貝も食べた。でも、私はペルセベスっていう貝の方が美味しかったなぁ。どっちもかなりグロテスクなビジュアルだけど、濃い味の貝で、ガリシア以外のスペインで見かける事は無かった。と、色々を思い出しつつ(でも、クイズは1問も答えが分からず)、焼き菓子のシール貼り。

 明日の焼き菓子は色々と普段出ないものが出るので、裏面シールを作るのもチマチマ。ラスクやココアのジャムクッキー、新ショウガ&伊予柑ケーキ(成功でした!)、が初登場。ラスクとココアのジャムクッキーはまだパイロット版なので、お試し価格で販売致します。

 写真は昨日の新生姜のチョコタルトの試作をカットして試食した時のもの。うん、やっぱり生クリームは減らした方がいいね。そして、上に新生姜のコンポートを散らした方がより新生姜の風味が味わえて美味しい。こっちにしましょう。やっぱり美味しいなー、チョコタルト。と、試食なのにがっついてしまう。今のうちーっと来週の日曜営業もチョコタルトにする事に。来週日曜13日のカフェは昨日ご紹介した「ルバーブチョコタルト」になる予定。14日月曜はまだ未定です。

 タルトを空焼きして新生姜を摩り下ろし&生姜汁をたっぷり入れたガナッシュを作る。新生姜なので、ピリっと感は強く感じず、ジワーっと生姜風味が後口に残る。全然、食べにくさは無い。

 いつもはカカオバリーのミ・アメールというカカオ分の高い、ビターなチョコレートを使うのだけど、新ショウガの風味を生かしたいのでミルクチョコを使う事に。今回、使ったのはヴァローナのジヴァラクテ。ヴァローナのチョコはあんまり個性が無い気がするので、何かに合わせる時には凄く使いやすい。杏やルバーブに合わせても、良く合った。

 チョコレートは作業性の事を考えてフェーブと言われるコイン状になったものを使う事にしている。でも、フェーブと言ってもメーカーによって大きさが随分違う。左がいつも使うカカオバリー、右がヴァローナの。何だか心配で、フェーブになってるのに細かく刻んで使う事に。10%ほど、ミアメールも加えた。

 タルトに流す。タルトの側面の高さの低いところは表面張力でこぼれないギリギリ、冷蔵庫に入れる時に緊張して手がプルプルして、余計に危険だ。

 ちょっと固まったくらいで新生姜のコンポートを細かく刻んだものを散らす。試食を食べたのに、ついついカットして一切れ食べたくなる。
明日のカフェ、皆さんにお会い出来るのを楽しみにしています!!

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