新作ジャムと素敵マッシーン。

　とうとう買っちゃった！の、林檎皮剥きまっしーん、その名も「ちょいむき」。何とこのマッシーンは、林檎だけじゃなく柑橘やキウイの皮まで剥けちゃいます。ワタシは果物の皮を剥く作業は大好きなので、キウイや柑橘に出動させるかどうかは分からないけど、紅玉は実が固いので、使ってみて「買って良かった！」と思ったのです。

　林檎を「ちょいむき」にセットして、ハンドルをクルクルーーっと回すだけで、シュルシュルといい音を立てて皮を剥いてくれる。皮の厚みは2段階調節出来て、柑橘はちょい厚め、林檎やキウイは薄めにという事が出来るのも嬉しい。調子に乗ってスピードを出すと、ご機嫌ナナメになるので、安全運転でいきます。下から上へシュルシュルー。

上から下へもシュルシュルー。一人で工房作業が続くと、こういう楽しい作業がある事で、救われるんですよ（笑）。前回のカフェのケーキ「タルトタタン」の紅玉もこの「ちょいむき」が活躍してくれました。そして台風明けなのに、今朝も紅玉届いたので、この相棒と一日頑張る予定。そして10日11日の連休営業は紅玉を使ったお菓子になる予定です。

　紅玉はそのまま食べるのも大好き。ワタシは林檎は固いのが好きなのです。断面には蜜の入ったものもチラホラ。甘さもあるけど、ちゃんと酸味があるのでジャムにするにはぴったりの林檎。

　有機栽培の紅玉なので「皮まで食べれますよ！」と何度も言われ、何だか皮を捨てるのはしのびなくなってくる。それでは、と皮と芯を少量の水で煮出してエキスを抽出。綺麗なピンク色の液体が採れました。香りは湯気がもわもわーっとして香ってくるので入浴剤みたいに思える。

　カットした林檎をたっぷり！お砂糖とレモン果汁、林檎液と一緒に煮ていく。林檎は果肉の中に空気が入ってるので、砂糖が浸透しずらい。お店で売るジャムを作り始めて思う事は「簡単に作れるジャムなんて無い」んだなーっと。どれもその果物の特徴があって、面白いしムズカシイ。

　銅鍋の色が反射して分かりにくけど、ほんのりピンク色に可愛く仕上がった。林檎ジャムはすごく瓶に詰めずらい。果肉感がたっぷり残ってる紅玉林檎ジャムが出来あがりました。

　チョー久々にkskさんに「紅玉林檎ジャムの写真はなかなか良く撮れてた」と褒められた写真です（エッヘン）。ウェブショップにて販売開始しております。価格は初の400円台で提供です。ジャムの価格はいつも計算機とともにウーム、と思いながらの決定です。中には、全く採算に合わないジャムもあったりしますが、それは1年目だからいいよねーっと思ってます。もし来年販売されないジャムがあったら「あ、あのジャムは赤字だったのね」と心の中で思って下さい（笑）。

　そしてこちらも新商品、城陽いちじくと紅玉りんご（両方有機栽培のものです）とシナモンを合わせたミックスジャム「林檎いちじくシナモンジャム」です。林檎といちじくは皮を剥いて煮ました。チーズに合わせても美味しいと思います。ベーグルにクリームチーズとこのジャム、そしてクルミを挟んだら（このジャムにクルミ、合います！）、何とも豪華な味でした。ウェブショップでもカフェでも販売を開始しておりまっす！
ウェブショップの出荷についてお知らせ：10月21日(水)の出荷はお休みを頂いております。10月14日(水)の次は28日(水)の出荷となります。