お芝居とカフェ。

 昨日は朝5時半起きで、本日発送のシュトーレン焼いたり、焼き菓子焼いたり、暗いうちから頑張りました。何故なら夕方に家を出て「日の浦姫物語」をシアターブラバに見に行かねばならないから。
 今年最後のお芝居。今年は来年のイギリス旅行に備えて、年間5本だけにしたお芝居のラストです(大体例年は10本前後見てるハズ)。18時半開演で、休憩15分挟んで21時半までの3時間ほどのお芝居。井上ひさし作、蜷川幸雄演出、主演は大竹しのぶと藤原竜也。もう、こんなに楽しみなお芝居ないわー、と思ってたのに、前半睡魔が….。何度か落ちました。スイマセンすいませんすいませーーん。朝5時半起きと、連日のハードワークと背中の貼るカイロのポカポカと木場勝己さんの心地よい口上が、いくら手をつねっても、唇噛んでもダメでした。休憩15分爆睡して後半はすっきり鑑賞できたけど、勿体無いことでした。
 予備知識無く行ったのだけど、コメディ色がこんなに強いお芝居だと思わず、最初、笑っていいんでしょうか、という戸惑いがありつつ、後半は井上さんの言葉遊びの積み重ねに思わず声を出して笑う場面も。「ふくすけ」を見た時に大竹しのぶさんの女優力にビックリしたのだけど、今回は割と想定内というか、まぁ15歳の役は流石に無理あるよねっていう感じもありつつ。藤原竜也君は今回割とサラっと演じてた感じ。何より木場さんが素晴らしかった。発声とか節回しとか、もう何なんでしょうか、あの安心感。長い複雑な説明場面でも、聞き取りづらさも聞かされてる感も全くないのです。
 最後、現代の服を来た人たちが出てきて、舞台上の二人に石を投げつけるという演出があったのだけど、そこだけどうもダメでした。舞台上に普通の服来て普通な感じの人がいっぱい居る事が、現実逃避から一気に素に戻されて、何だかガッカリ、みたいな気分になってしまった。きっと、この普通の服着た人たちは客席のあなたたちの価値観じゃないですか?みたいな事だとは思うのだけど。ま、でも今年最後のお芝居は楽しいものでした。
 お芝居が18時半で家に帰ったら23時を過ぎる予定だったので、お芝居の前に軽く食事。北浜のエルマーズグリーンカフェです。こちらはロンドンのモダンなカフェ、という感じがとても好きで、メニューもイギリスっぽいものが多くて、面白い。野菜のタルトとフライドポテトを。野菜のタルトがジャガイモとごぼうだったので、ジャガイモばっかり食べてる感じに(笑)。フライドポテトにビネガーが付いてくるのがイギリスっぽい(あとタルタルソースも付いてきます)。野菜のタルトはキッシュですね。アパレイユは茶碗蒸しっぽい感じです。ごぼうもジャガイモも歯ごたえがしっかり残る感じだったので、ちょっとバラバラな感じだったけど、カフェでちょっとゆったり出来て、早朝から作業の体もほぐれました。
 シュトーレンの最後の発送が無事に終了。一山越えて、次はクリスマスの連休カフェが大きな山。大晦日の朝ごはんカフェが終わるまで休む暇無しだけど、楽しんで乗り切りたいと思います。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA