ビクトリアスポンジケーキ。

　どうやら業務用のバター不足のようです。バターの在庫不足は消費増税前の買いだめ影響と思っていたのだけど、そうでは無いらしい。買い溜めに参加もしてなかったし、バター不足を恐れても居なかった私、内心焦っております。ま、これから暑くなるので、バターの消費は減るから大丈夫、と言い聞かせてるのですが。
　月曜カフェで余ったピスタチオペースト入りの生クリームがたっぷり余っていて、オーム乳業の生クリームにバッビのピスタチオペーストを使っている訳で、捨てられる訳無く、ホットチョコレートに浮かべたり、スコーンに添えて食べたりしてたけど、まだまだ余ってるって事で、ビクトリアスポンジを焼く事に。今週は甘いものが目白押しの我が家です。
　ビクトリアスポンジケーキ(ビクトリアサンドウィッチとも言う)はイギリスのティールームやカフェでは定番のお菓子で、バタースポンジ(パウンドケーキ生地)にバタークリームと苺かラズベリーのジャムが挟まっている。シンプルながら、たっぷりのミルクティと一緒に食べると、何とも幸せな気持ちになるお菓子なのです。バター不足と言えど、これはバタースポンジでないとねーっと、しっかりバター使いました。
　今回は挟むクリームが生クリームベースなので、スポンジは最初に卵と砂糖を泡立てて、最後に溶かしバターを加えるやり方で。クリームバターに卵や粉を混ぜていくスポンジだと、冷蔵庫から出して食べると固いのでね。配合は同じパウンドケーキ生地だけど、卵をジェノワースのように泡立てるのでベーキングパウダーは無しで大丈夫だった。
　クリームとジャムとスポンジと3種類のパーツを作ると思うと面倒だけど、ジャムとクリームが既にあれば、簡単に出来ちゃうもんねー。作ってちょっと馴染ませてからカットした方が綺麗に切れたんだろうけど、食べたくて仕方なくて(笑)、出来立てを即効。はー、やっぱり美味しい。地味だけど、しみじみ美味しいです。

　クリームもたっぷり。ジャムは苺とプルーンを混ぜたもの。ピスタチオクリームには砂糖が入ってしまってるので、ちょっと酸味があるジャムの方がいいかなーっとプルーンジャムを混ぜたのです。

　中央のクリームが盛り上がってたので、スポンジのふたをしたら、ジャムが流れてしまった。クリームは真ん中をちょっと凹ました方が良かったかも。おやつだけでは消費が追いつかないので、朝ごはんにもしちゃいます。