鹿児島で生産されている「いぐり」という品種のスモモが届いた。初めて目にする果物だ。小ぶりで固い。少々不安なビジュアルだ。
冷蔵庫にあったスモモと比べると大きさは半分くらい。ギュっと押してもビクともしない硬さだ。
半分にカットしてみると、真っ赤!アントシアニン(ブルーベリーに含まれている目に良いという成分)が含まれているのも納得。抗酸化ポリフェノールの一種というだけに、ワインなどを飲んだ時に感じる渋みがある。生でかじると「渋い!」。こりゃー、どうしたもんか・・としばし固まるほど、渋い。とりあえず火を通してみる事にする。
コンポートにすると、ビックリするほど鮮やかな赤。このシロップ、ソーダ水で割ったら絶対綺麗!固めてゼリーにしちゃおうかなー。
ヨーグルトに乗せて試食。おぉ美味しいんじゃない?いや、うーん、渋みがうっすら残っているなー。どうしたものか・・。もう少し追熟をした方がいいのかなー。
タルト台から仕込む気力は無かったので、アーモンドクリームをココットに入れて、いぐりを敷きつめ、バニラシュガーをたっぷりふる。タルトにして美味しいなら、月曜のカフェメニューに出そうという目論見。
焼き上がり。工房に漂う匂いは最高!
しかし、食べてみると「渋い!」。スモモを除けてアーモンドクリームのトコだけ食べる。うーん、やはり追熟せねばいかんな。ジャムも試作したけど、ちょっと渋いんだよなぁ。
こんにちは。いつもよだれをたらしながら、見させていただいてます。
さて、「いぐり」ですが、ここ長崎では「いくり」と呼んでいます。
まだ硬いうちはすっぱく渋みも強いのですが、
もっと日が経ち赤黒くて柔らかくなったら、甘くなり渋みも無くなりますよ。
それからコンポートやジャムにしたら、またずいぶん味が変わるかも。
ばあちゃんちでは「いくり酒」にして実まで食べてますよ。
お試しください!
かなこさん、いつもご覧頂き有難うございます。長崎でも生産されているんですねー。ジャム用に購入したのですが、まだジャムにしても渋いので、追熟中です。ちゃんと甘くなると聞いて、ちょっとほっとしました。ジャムとコンポートにする予定で、毎日、触って硬さを確認しつつ、加工の時を計ってます。