‘工房が出来るまで’ カテゴリーのアーカイブ

保健所で工房の更新手続き。

2014 年 12 月 31 日 水曜日 12:43

更新終了 大晦日ですね。今年書いておかないといけない記事がいくつかあったのだけど、追いつかず。まぁ自分の記録面が大きいので、年が明けてもボチボチと更新していきます。お正月3日間はブログお休みさせて頂きます。1月4日から更新再開致します。今年、SUGAR TOOTHを初めて5年が経ち、保健所の菓子製造許可の更新があったので、最後に記録として書いておきます。皆様、良いお年を。
 私が自宅の一部を工房に改装し始めたのは2009年の1月からです。SUGAR TOOTHとして保健所から製造許可を頂いたのが2009年の2月末だったかな。
 最初に2つの工務店で見積もりを取り、自分で図面を書き、何度か保健所に足を運び、手持ちの少ないお金でお店を立ち上げられるのかを探るところからでした。定規と鉛筆と消しゴムで何度も何度も図面を書き直してました。ネットで工房に必要な作業台や冷蔵庫やシンクなどを見繕い、そのサイズを図面に書き込んでいくのですが、ど素人の私、こんな図面で保健所の人は鼻で笑うんじゃなかろうかと恐る恐る持っていったり、工務店のおじさんに「ホンマにこれ、入るんか?」と言われるも、自分で見ても何だか図面上微妙なバランスの作業台の陳列に「多分・・・」と伏し目がちに答えるしかないという。
 自分の持ってるお金で出来る範囲でならやろう、と思っていて、最低限の設備を揃えて工房の工事費を計算したら、1ヶ月のヨーロッパ旅行用の資金と貯金の切り崩しで何とか出来そうだったので、とりあえずやってみてダメならサラリーマンに戻ろう、くらいの気持ちで始めました。

 その工房が9月末で保健所の許可の期限がきて、更新の手続きの時期になってました。感慨ひとしお、と思うかと思いきや、保健所にお金を払いに行って、1時間ほどの講習を受けて帰ってきたら、その月に保健所の方が何の前触れもなく突然やってくるのです。とりあえず月曜はいませんからーっとだけ言っておいたのだけど、本当に電話も何もなく、突然ピンポーンっと来られたので、必死で栗の皮むき中だった私、焦る焦る。来ると分かっていたら、もっと片付けておいたのにーっと思いつつ、工房に入ってもらうと「キレイにされてますねー」と、拍子抜けする程にすんなりオッケーが出ました。

 そして何故か次回の更新は菓子製造が6年後で缶・瓶詰め製造が5年後なのです。いやもう、いっそ菓子製造も5年後で御願いしたいんですけど(笑)。でもまぁ、何とか続けてこられて良かった。次回の更新も出来るといいなぁ。自分のお店は?と聞かれることも多いのだけど、お店をやる為の貯蓄が全く出来ない経営状態なので(この5年で出来たのはオーブンや冷蔵庫が壊れた時の補填分くらいという)、空から大金が降ってこないと自分でお店を構えるという事は難しそうなんですが、工房を作った時のように、もしかしたらお金をかけずともお店を構える方法があるのかもしれないし、それはこの先どうなるかは分かりません。目の前の仕事をこなす事で精一杯で、なかなか新しい一歩に目がいかないところもあるのですが、これからもマイペースでSUGAR TOOTHを続けていければ、と思っております。
 工房を作った経緯は「工房が出来るまで」というカテゴリーでまとめてありますので、興味のある方は、ご覧下さい。

※時々、自宅でお菓子やパンを作ってネット通販や卸をしたいという方から質問をされますが、保健所の製造許可は必ず必要です。手作り市で出展していて、お客さんから大口で頼まれたりしているうちに、無許可でずるずると、という方や、お教室をやっていて(お菓子や料理の教室は保健所の許可要りません)、お教室の生徒さんに頼まれて作っているうちに、知り合いのお店に卸すようになって、みたいな方は結構多いようでビックリしますが、違法ですからねー。無店舗で雑貨店や知り合いのお店に置いてもらうだけ、という形でも保健所の許可は必要です。焼き菓子などの材料表示などの製造者欄にブログやメールのアドレスだけを記載なんて方法もダメですし、個人店であれば屋号(お店の名前)だけでなく個人名の記載も必要です(個人情報が、という気持ちも分かりますが、そういう責任が伴う事をしていると思わなくちゃいけないです)。保健所に通報されれば罰せられるのは、卸している雑貨店や知り合いのお店でなく、製造されている方です。何より口に入るものですので、軽い気持ちで無許可で食べ物を作って販売されるのは危険かなと思います(そういう方が思った以上に多く、困惑する事も多いので今回はあえて)。
 一人でお店を始める事は、楽しい事も多いし、やりがいもあると思うので、やってみたい!という人はチャレンジしてみたらいいと思うし、それについて話が聞きたい、という方がほななにいらっしゃれば、時間がある限りお話をさせて頂いています。大変なところもしんどいところも含めて、やってみたら何とかなるんじゃないかな、というのは一つ一つ知らない事を調べて学んで知っていけば、ヨロヨロとでも何とか前に進めて形になっていく事が分かったからです。私で出来たんだから、他の人が出来ない訳が無い、と思います。なので、やってみたい方はぜひ一度、保健所へ話を聞きに行かれる事をお勧めします。

00.小さな工房の見取り図

2009 年 6 月 6 日 土曜日 8:00

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13.保健所のチェックの日

2009 年 6 月 6 日 土曜日 7:00

保健所の立会い日、朝から掃除掃除掃除!!

トイレも手洗いも念入りに。液体石鹸よーし、アルコール消毒よーし、冷蔵庫の温度計よーし。チェックは万全なのだけど、落ち着かない事この上無い。

そして、約束の時間に、いつも保健所で対応してくださるSさんはやってきた。おぉー、立会いは別の人かと思ってたので心強い!

そしてSさんのご実感は我が家(工房)から数メートル先という事が判明。子供の頃にちょっとお世話になった事もあったと気づき「ワタシ、兄と一緒にお宅に行った事ありますよー!」と、全然関係無い話で盛り上がる。

まぁ、そんな縁もありつつ、図面を見ながら全て揃っているか、変更は無いかを確認していく。

注意される所も無く、今は消費者が敏感になっているから、異物混入などにはくれぐれも気を付けるようにという事など、諸々の注意や、次の申請(5年後)にかかる料金などを説明される(多分、前回の銀行行っていいですか事件が効いているかと思われる)。

とにもかくにも、問題無く営業許可は下りますとの返事に小躍り。担当のSさん、ホントーに有難うございました!!


これで晴れて「SUGAR TOOTH」として、お菓子やジャムが作れて販売が出来ると許可をいただけました!

思い返すと早かったなー。

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