カフェとパンとお菓子の一日。

 10月は色々お出かけ月間と題し、月末の東京遠征をゴールとして、頭と心と体のリフレッシュを兼ねて精力的に活動しようと思っております。本日はその初日。移動距離が長い予定なので、カバンに詰めるは3冊の本。読み終わるかなぁと思ったけど、帰りの阪急の途中で最後の一冊を読み終えてしまった。伊坂 幸太郎の「チルドレン」面白かった。途中で何度かニヤニヤしつつ、読み終わっちゃうよーっと寂しくなりながら読み終えた。主人公の陣内という男が、ホントに良いキャラクターでこれからもシリーズものになったらいいのになー。2冊目は「だりや荘」。井上荒野作品は初めて読んだけど、何となく藤堂志津子とか唯川恵とかを読もうとする時に、並ぶような感じかなぁ。もう1,2作品読んでみるか、という感じ。文章のリズム自体は嫌いじゃない。柴田よしき「星の海を君と泳ごう」、は柴田作品の中ではあんまり好きじゃないタイプだったなぁ。でも、柴田よしきは大好きで、そろそろ文庫本で出てる分は読破しそう。
 最初に向かったのは三宮。お買い物しつつ、ブラブラしたけど暑くてリストアップしてたお店は、ほとんど行かず、次に向かうは宝塚線沿線。

 宝塚線の山本駅から徒歩2分のところにあるatelier&cafe mintさんへ。月曜カフェでお世話になっている「ほなな」さん繋がりで、オーナーさんとは知り合い、是非行ってみたかったのです。カフェにも何度かお越し頂いてたのだけど、なかなかゆっくりお話出来ず残念だったのです。最近は、自分の環境と同じような、女性一人で経営されているカフェやお店があると、つい行ってみたくなる。萎えた心が「明日から頑張るぞ!」という気持ちになったり、「もうちょっと落ち着こう」と気持ちが穏やかになったり。
 カフェでは紅茶(アイリッシュブレックファースト)とスコーンのセットを頂きました。スコーンには自家製ジャム(白桃かな)と生クリーム付き。バターの香りがしっかりして、サクサクで美味しい。何とセットで600円な上、面白そうな本もたくさんあって、ホントに近所にあったら何度も通いそう。
 久々に人と話すので、ついついお喋りが過ぎるワタシにお付き合い頂いて、楽しい時間となりました。また来まーすと、お店を出て向かった先は・・・。

 豊中のチッポグラフィアさん。コーヒー専門のお店です。月曜カフェのSugar Toothにご夫婦で、奥さまだけでと何度かご来店下さっている中で、ぜひ行ってみたいなぁと思っていたのです。そしてcafe mintさんではチッポグラフィアさんのコーヒー豆を使ってらっしゃるという繋がりも。しかし、豊中の駅はカオスなので、たどり着くまで大変だったー。HPで確認して地図もコピーして行ったのだけど、全然見つからなかった。cafe mintさんでも「HPの説明通りに行っても着かなかったわー」と言われた通り、ワタシも順序通りに進んだつもりなのに、もう改札出た時点で迷子だったという。

 無事到着してケーキとコーヒーを注文。コーヒーは目の前でハンドドリップして下さいます。コーヒーのメニューだけで、すんごい多くて、詳しくないワタシは、本日のお薦めを頂きました。カップにたっぷり、普通のコーヒー2杯分くらいの量があるので、かなり楽しめます。ケーキは栗南瓜と小豆のケーキをチョイス。自然な甘さで、美味しい。旦那様がコーヒー担当、奥様がケーキ担当なのです。いいなー、そういう分業、と心の中で指をくわえてみたりしつつ(笑)、色々お話。cafe mintさんでもチッポグラフィアさんでも「いかに儲からないか」という何の自慢だ、という自慢のしあい。いや、ホントに、カフェって利益を出そうと思ったら、相当大変なんだなぁ。
 奥さまと「何か一緒に面白い事出来るといいですねーっ」とか、旦那さんに「ツイッターってどうですかーっ」とか、ちゃかちゃか色んな話をしつつ、閉店時間まで。また伺いますーっと家路へ。 

 三宮での戦利品はラ・マーシュのパン。コムシノワの西川シェフの新店。独特な販売方法で、私はちょっと苦手かなーっと思ったけれど、パンのラインナップはシンプルな食事パンの種類が多く、素敵だなーっと思いました。オープン記念品として、たっぷりのラスクを頂き、ウレシ。買ったのはバタールと林檎の入ったミニ山食っぽいのと、じゃがいもパン。

 三宮に行こうと思ったのはキャトルセゾンカフェで「お菓子のマルシェ」があったから。アノダッテのジャムや焼き菓子、チクテのマフィンなんかが買えるまたとない機会!12時ちょっと過ぎに着いたら、2階はごった返していた。苦手な雰囲気だったので、早々に退散。チクテのマフィン買い占めてる人見ると、通販で買えばいいのにーっと。とにかくお菓子や値札を写真撮ろうと必死の人とか、ちょっとマナーというか、何だかなぁという感じの人が多くて残念だったなぁ。

 帰って早速、アノダッテの栗パウンドを試食。何と1カット400円。どの商品も相当な価格で、「滅多に買えないお店のだし」っていうのが無かったら、買ってないかもなぁ。でも、栗パウンドは美味しかった。凄く優しい味。集中して本も3冊読めて、カフェで美味しい紅茶やコーヒーを飲んで、楽しいお喋りも。何とも贅沢な一日。さぁ、明日からも頑張りましょー。

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