ジャム作りのお正月。

みかんジンジャースパイスジャム 今日からお仕事、という方も多いのでしょうか。京都は3日間の雪がまだ朝残っているところもあり、気温が上がって水っぽい屋根の雪がドシャンっと凄い音でアチコチに落ちて、我が家の近辺は危険な状態でした。
 私は1日の午前中にお墓参りに行き(まだ雪は降ってなくて凄い良い天気でした)、その後は自宅で事務仕事。2日からは本格的に工房での仕事に没頭しており、工房が極寒、という以外は雪の影響はあまりありませんでした。この4日間、来る日も来る日も朝から日が暮れるまでジャム、ジャム、ジャム、という日々。11月中旬から12月はシュトーレン作りに追われ、ジャムの在庫がすっからかーんな状態だったので、内心、作らねば作らねばーっと思っていたのです。
 新作のジャムの試作も同時進行でしていて、2種類の新作が出来上がりました。ボツなジャムもいくつも出来ましたが、こういう時期しか試作も出来ないので良い機会でした。「みかんジンジャースパイスジャム」「みかんレモンジャム」「キウイ&レモンジャム」「りんごのタタンジャム」を作りましたよ。
 写真はみかんジンジャースパイスジャム。大三島の南柑20号というみかん、高知県産の土生姜、スパイス(シナモンとナツメグ)をあわせました。オレンジとスパイスのお菓子はイギリスでよく見たので、どうかなーっと試作したら良い感じになりました。イベントカフェ用に試作したレーズンスコーンにあわせて食べたら美味しかったです。
 この写真に使ったミニミニサイズのケーキスタンド、イギリス行った時に買ってきたはいいけど、小さいサイズ過ぎてずっと出番が無かったので、やっと使えたーっと嬉しい(笑)。

レモン レモンも大三島から。去年、しまなみ海道を旅して、ちょっと贔屓してしまうのは良い島々だったからだな。柑橘の収穫の時期にも行って見たいところ。

レモン 国産レモンは皮が厚いので、刻むのも一苦労。一晩水に漬けておいて、煮こぼして皮特有のエグミを抜いてから使います。柔らかくなるまで茹でても、香りはちゃんと残るから、柑橘って凄いなー。

レモン レモンは有機肥料で作られているので、ちょっと高めのA品を御願いしても、そばかすや傷が多いものも入っているのだけど、それは絞って果汁にね。レモン果汁はジャム作りに欠かせない。絞るのも国産レモンは固いので、両肩、両腕ガッチガチです。

みかんレモンジャム みかんレモンジャムは、みかんジャムにレモン果汁とレモンの皮を加えて作るのだけど、これが爽やかでなかなかに良い出来栄え。

みかんレモンジャム オープン当初はみかんジャムも作っていたのだけど、清見オレンジジャムと味がかぶるので、作らなくなってて、「もう作らないんですか?」というお問合せも結構多かったのです。みかんはジャムにすると美味しいのですよー。
 みかんは実だけしか使ってないのだけど、レモンは皮を使ってるので、マーマレードとすべきか迷ったのだけど、実の割合が凄く多くて食べるとジャム感が強いので、ジャムとしました。すっきり爽やかなジャムになりましたよー。

キウイ こちらも愛媛県から届いたキウイ。いつもレモンやみかんを何個か入れてくださるのが、嬉しいのです。小玉のみかんが美味しくて幸せ。毎年、キウイ&レモンを楽しみにして下さるお客様も多いので、作れて良かったー。ジャム4種類は、ウェブショップでは9日(金)より受付開始します。カフェでは次回の連休カフェより販売開始します。

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