ふくふくとした大ぶりのブルーベリー。自分で食べるには贅沢だなーっと、あまり買った事が無かったのだけど、やっぱり美味しい。明日のトライフル用にたっぷり使います。
少々微妙な写真ですが（笑）、カスタードの上にびっしりと自家製の桃のコンポートとブルーベリーを敷き詰める。隙間無いくらいに敷き詰める。何にしてもたっぷり！が信条。仕上げには、桃とプラムのクラッシュゼリーを乗せますが、今乗せちゃうと離水してビシャビシャになるので、注文が入ってから乗せまっす。
焼き菓子は、ココナッツロッシェ。ワタシの大好物で、今日はデザートに自家製苺アイスに乗せて。ロッシェを崩しながらアイスに絡めて食べます。おススメの食べ方です。アイスはバニラでもチョコでも（抹茶にはちょっと合わないかも）。
南高梅ジャムも仕込みました。明日、カフェで先行販売です。青梅より更に酸味が強く、酸っぱいもの好きの方じゃないと受け付けない仕上がり。もっと砂糖を入れるべきだったか、と一日寝かせた今日食べつつ思ったのだけど（出来たてで試食した時よりも酸味が立った仕上がりになったのです）、酸っぱいものが好きで、そこらで売ってるものは物足りない！と思ってらっしゃる方にはぴったりかと。
さぁさぁ、タルトも仕上げますわよー。空焼きしたタルトにアーモンドクリームを敷く。試作では溢れさせたので、気持ち少なめにね。
自家製すもものコンポートとアメリカンチェリーは、しっかり水切りをしておく。アメリカンチェリーはコンポートにしないで半分にカットして種を取って生のまま。焼くと中から水分が出てくるので、しっかり水切りして水っぽくなり過ぎないように。
隙間無く、無理やりにこれでもかー！っとフルーツを埋め込む。バニラシュガーを振って、このまま焼く予定だったのだけど、昨日の試食でフルーツがあっさりしているので、もうちょっとアクセントが欲しいなーっと考えクランブルを乗せる事にした。
フルーツびっしり、のビジュアルが隠れるのは少々寂しい気もするけど、バランス的にはこっちの方が良い。タルト台、アーモンドクリーム、クランブル、全てに使うバターを発酵バターに変えた。
さー、焼き上がりました。今回は、トライフルにもタルトにも自家製のコンポートを使ったので、いつもよりひと手間かかっている。仕込み時間もいつもの倍。夕方6時、工房の掃除を終え、明日の持ち物チェックをして気付く「キャー！スコーン仕込むの忘れた！」掃除の後の粉仕事は、かなり切ない（自業自得）。
明日は天気予報では雨のよう。今までカフェの日に雨が降った事が無いので、少々心配していますが、皆さんにお会い出来るのを楽しみにしています！
本当にどれもこれもこっていて、果物もふんだんに使われていて豪華なお菓子たちですね。
トライフルもタルトも見ているだけでよだれがでてきそうです。
そちらはもう梅雨突入しているんですね、今日もたくさんのお客様が来られること祈っています。
私も早く帰国して、またデザート盛り食べたいです！！）
クリームを使ったスコーン用に購入したシングルクリームが残ったので、「これでカスタードクリームを作ってみようかな」と思い、昨夜カスタードを使うデザートを本をひっくり返して探していたら、トライフルが無難かなあという結論に辿りつきました。
そしたら、ここでトライフルの話題が！
私にとってトライフルって、義母が数年前に市販品カスタード・市販品スポンジ・市販品ジャムを重ねて時々作っていたとてつもなく甘くてグデグデした、あまり食欲の湧かないものというイメージがずっとありました。
arinkoさんのフルーツ豊富なトライフルを見て、「あ、こういう風に作ればいいのか！」とまさに目からうろこです。
でも、過去ブログを見ると、トライフル用スポンジというのを別に作られているんですねえ。すごいなー。
毎回毎回このサイトを見るたび、arinkoさんの仕事への情熱のようなものをひしひしと感じます。
工房が出来上がるまでの過程も、読みながら人ごとなのになんだか感動してしまいました。
これからも、暑さに負けず美味しいもの作り続けてくださいね！
tejiさん、梅雨に入り、雨の心配が続く日です。材料の買出しも自転車なので、雨が続くと非常に辛いところですが、何とか乗り切らねば、という感じです。雨でもカフェに行こう、と思ってもらえるように頑張らねばと思っています！
mini_robinさん、イギリスのお菓子は甘いですもんねー（笑）。でも私はあの、何も見えないくらいにかけられる粉を溶いたカスタードや歯が解けそうなトフィーもとても好きだったんです。トライフルは、スポンジとカスタードに季節の果物やゼリーなど好きなものを合わせればいいので、季節感を取り入れやすいなと、カフェの定番メニューにしようかなと思っています。甘いものへの執着は自分でも呆れるほどなので、こういう仕事で役に立てて良かったと思ってます。