たまには外食を。

アルザス いつもカフェに来て頂いたり、東京での「甘味の会」に参加して頂いたり、京都に住む同士の割に合うのはいつも他府県なはたこさんと、初の京都会合。私がずっと行ってみたかった一乗寺「アルザス」へと、リクエストしたのです。お酒が飲めない私がなかなか行けなかったお店。ワイン好きなはたこさんとなら、素敵な食事が頂けるでしょうと。
 まずは分厚いパテ、人参のサラダ、ほかほかバゲット。このパテが何ともウマい。パンに乗せて食べる。

豚の頭肉煮込み メインは豚の頭肉の煮込み。ポトフのような透明な煮汁で、あっさり。ケイパー入りのアリオリっぽいソースが添えられている。ぷりぷりの脂身(コラーゲン?)、が危険な甘さでニマニマしてしまう。お肉もホロリと柔らかく崩れて、こりゃー家じゃ作れないなと。そういう料理を外で頂くと嬉しくなる。

グラタン牛ひき肉とマッシュポテトのグラタン。ひき肉は肉々しい力強さがあって、ガツンと主張していて、マッシュポテトはなめらか。鉄鍋でグツグツとしたビジュアルは、見た目にもとても美味しい。

ヌガーグラッセ お腹がいっぱいになったところで、デザート。ヌガーグラッセをつつき合う。私の作るヌガーグラッセとはちょっと違って、ラムレーズンがたっぷり!ナッツはスライスアーモンド。美味しいです。京都でもヌガーグラッセが食べれるお店があるのですねぇ。そして〆にコーヒー。お勘定がビックリするくらい安かった。こちらは小さなお店だけど、お一人で切り盛りされていて、平日の夜でも満席。サービスも心地よく、とても良いお店だと思う。遠くてもまた行きたいなーっと思う。
 はたこさん、お付き合い頂き有難うございました。また、リクエストしようと目論んでおります。

ベリータルト 別日に2月初め以来にIさんと食事。前に会った頃はまだ、独立の「ど」の字すら出てなかったので、今の状況を報告するとビックリされる。食事の後、boogaloo cafeでケーキ。お祝いにとご馳走してもらう。Iさんは私より約10歳年下。あぁ、有難う。
 私はベリータルト。ダマンドの上にクランブルだったので、少々重かった。カフェでケーキを食べる事が最近無かったので、メニューとかじろじろ見ちゃう(笑)。

ベトナム風パフェ Iさんはべトナム風パフェ。練乳入りのプリンなんかが入ってて、ベースのゼリーやムースがハーブ的な香りがして、とっても不思議な味だった。
 普段、一人で作業をしているので、誰かと話をしながら食事をするのは、とても良い気分転換だ。遊びネタが続いてしまったけど、3月から今までの中での数少ない息抜きなので、お許しを。

観劇記録(4月~6月)。

蜉蝣峠 何だかんだ言って、ちゃんと観劇はしていた4月、5月、6月です。イッセーさんの一人芝居を入れると計4本。
 まずは新感線 いのうえ歌舞伎・壊<Punk>「蜉蝣峠」。結果から言うと、4本見た中で、一番ダメだった(好きじゃなかった)。クドカンと新感線だと「メタルマクベス」←素晴らしかった!、「犬顔家の一族」でおなじみになりつつあるのだけど、今回はちょっと遊び過ぎた感が。一幕はほぼ、大がかりなコントであって、我らが新感線でフザけ過ぎだぜーっと思うところもしばしば。ワタシはクドカン好きなので、苦笑いで済ませられるけど、それでも「おいおい!」と思うところは多かった。堤真一を軍鶏の着ぐるみとサングラスで一幕を通すのは、あらまぁ(笑)と楽しく見れたのだけどねぇ。
 客演は堤真一、梶原善、高岡早紀、勝地涼、木村了。客演は客演然として、主体が新感線だったのが、最近に無く見ていて嬉しかった。あと勝地君が、予想以上に良かった。「犬顔家の一族」では、あまりのイメージ崩しの配役に今後の俳優活動に支障が出るのでは、と心配したけど、古田新太に付くサブキャラという「少々荷が重いのでは?」、と心配した配役をしっかりこなしていた。
善さん(ある意味一番美味しい役どころだった)の舞台に投げキッスも久々見れたし、まっ、こんな時もあるでしょーっと。

ムサシ 逆に一番良かったのが「ムサシ」。生の藤原竜也君はチョー久々です。大変に期待しており、ある意味ハードルはかなり高かったハズなのに、満足いくお芝居だった。
 登場人物は非常に少ないのだけど、この少ない登場人物が素晴らしい。特に吉田鋼太郎、白石加代子の二人は比類無き存在。ムサシに関しては、吉田さんが一番ハジケてて、アドリブとばしまくって、小栗君を必死に笑わせようとしたり(実際吹き出してた)、藤原君のセリフを遮りまくったりして、好き勝手してる感じなのだけど、それはお客さんへのサービス精神からの演技なわけで、この人は凄いなーっと。逆に藤原君はそこには絶対乗っからないというか、脇道へ引っ張ろうとする吉田さんを頑なに拒否しつつ、自分の演技を続ける。小栗君は乗りたいんだけど、乗るほど余裕は無くって、アワアワしてる感じ。藤原君は、席のすぐ横を通っていく場面があったのだけど、やはり素敵でございました。「身毒丸」を見た時、「あぁワタシはこの人をずっと見続けていくのだろうなぁ」と思ったものだけど、本当に着実に成長していて、頼もしい限り。
 いきなり剣の練習がタンゴになったり、4人5脚で絡み合いながら、舞台から客席に転げ落ちそうな場面とか、喜劇的な演出はとてもハマっていて、見ていて単純に楽しくなる。これぞエンターテイメントな舞台だ、という感じ。物語の最後も、戦い命を落とす事を肯定しないという井上ひさしさんならではのメッセージが込められていて、あぁ良いお芝居を見たなぁと。1年で1本だけ見るなら、今年は「ムサシ」というくらいに良いお芝居でした。「道元の冒険」がイマイチだっただけに、嬉しかった。
 

r2c2 で最後に、大人計画 大パルコ人メガロックオペラ「R2C2」~サイボーグなのでバンド辞めます!~
何しろ客演が松田龍平君ですから、どうなっちゃうの?何させちゃうの?と。何と松田君はサイボーグ役。ずっとロボット動き(笑)。このロボット動きが上手いのなんのって。まぁ相変わらず荒唐無稽なストーリーなのだけど、松田君演じるサイボーグR2C2には、ロックアーティストの形態模写のプログラムがされていて(主にミック・ジャガー)、何かある度にミック・ジャガーや矢沢永吉の形態模写をする(させられる)。松田君がやるとこれが、何とも面白い。あと「YES」と誰かが言うと必ず「高須クリニック!」とジャンプしながら言う。これが何とも面白い。
平岩紙ちゃんは、どんどん可愛くなって、何を目指しているのだ、どうなっていくのだ、と少々心配なところもあるのだけど、今回もチョー可愛かった。可愛い過ぎた。しかも歌う時の声はキョンキョンだ。なんて贅沢な。七人の恋人の時は、薬師丸ひろ子さんが声だけで出演していたけど、今度は歌だぜ。
相変わらず阿部サダヲははじけまくり、三宅弘城は突っ込まれまくり、ドラムを叩きまくり、クドカンは珍しくダンスを踊りまくっていた。皆川猿時は、珍しくかなり大きな役割で、今回初めて「そっかー、店長顔だったのかー」と。
客演ではやっぱり森山未来君が、際立って素晴らしく、ダンスも歌も誰よりも上手いという。メタルもロックも歌えるし、ピアノも弾けるという。
ここ数年見た大人計画の中では、一番好きだった。
と、SUGAR TOOTHとは全く関係無い内容だけども、たまには良いかなーっと。ざっくりと観劇記録でした。

ルバーブジャム2回目!

ルバーブ ルバーブが届きました。早速ジャムにするべく、洗っては切るを繰り返す。触っているうちに、前回のルバーブとの違いを感じる。今回のは産地は同じく長野県なのだけど、違う農家さんのルバーブで無農薬栽培のもの。前回送って頂いたルバーブの農家さんからは、「前に送ったものは一番採れ(初収穫分)で太くて立派だったけど、今は随分と細くなったルバーブしか採れない」と言われたので、色々と探してみたら無農薬のルバーブが見つかったのだ。
 箱を開けてみると、太くて立派。ちょっと傷は多いかな。でも、簡単に包丁で傷は取り除けるし、問題無い。洗って切ってみると「固い」。前回のルバーブより、固いのだ。サクサク切れないので、苦労する。

ルバーブジャム 煮ると、更に違いが。前回のルバーブは少し煮ただけで、形は無くなり、繊維がバラバラと崩れていったのだけど、今回のは筒状に形が残るものがかなりある。大半はトロっと繊維が崩れているけど、歯ごたえさえ感じるくらい素材感が残っているものがチラホラ。力強いなー、ワイルドだなー。出てくる水分も前回に比べると少ないので、ドロっと感が強い。最初に作ったルバーブジャムと同じようにせねば、と形の残ったルバーブを一つ一つつまみ出していこうかと、つまみ出し始めたところで、考える。同じようにする必要は無いんじゃないか。今回届いたルバーブは、こういう個性なのだから、と。安定した味に仕上げる事は、大切な事かもしれないけど、その時その時の素材の個性を生かして一期一会なジャムを作るのもまた、大手の企業では出来ない事ではあるまいか。
 という事で、前回のルバーブジャムより少々野性的な仕上がりです。ウェブショップで販売開始しております。

カフェでの頂き物色々。

高知土産 日曜のカフェ営業は、一人では不安なのでヘルプを頼むことにしている。ギャラは最後のスペシャルケーキプレートくらいなのだから、ホントに感謝するしかない。それなのにミサ姫はお土産まで。ゆずせんべいと川えびせんべい。美味しく頂きました。
7月5日の日曜営業と7月21日の祝日営業は、きりちゃんのヘルプです(お世話になります)。

金平糖 GWにもベーカリー白川の食パンを頂いたminamiさんから緑壽庵清水の金平糖。バニラとパイナップルという珍しいフレーバー。パイナップルはホントにジューシーな味。バニラはこれからゆっくりと。2週間以上かけて作られる貴重な金平糖です。本当にご馳走様でした。

ヴィタメール 応援してます、と感激の言葉と共に頂いたヴィタメールのマカダミアショコラ。これ、止まらないーー!ミルクチョコとマカダミアナッツにラングドゥシャのようなクッキー生地、美味しいです。本当に有難うございました。

パンタイム 日曜にお母様と来て下さったjunkoroさんから、芦屋のパンタイムのパンを。ゆっくりした時間だったので、お話が出来て良かったです。素敵なお母様で羨ましい限り。月曜にはお母様のお友達にご来店頂き、感激!junkoroさんとは東京でお会いした以来。

ビオブロート ベッカライ・ビオブロートのパンも!大好きなパンなので、家でゆっくり頂きます。2個づつ頂いたものは、ヘルプのミサ姫と分けて頂きました。本当に有難うございました。

とん蝶 月曜の営業で頂いた「とん蝶」。これ、美味しいですよねぇ。食べたのは5年ぶりくらいなのだけど、やっぱり美味しい。いつも本当に心強いお言葉を頂くK様より、頂きました。レモンメレンゲパイの悲劇の後だけに、いつも以上に心に沁みました。

とん蝶中身 左が唐辛子入りで、右がノーマルの。とん蝶は豆入りのおこわで、モチモチして美味しいのです。唐辛子入りは初めて食べるのだけど、ほんのりピリっとして食べやすい。というか、2個は食べ過ぎですね。疲れてたのか、異常に梅干しが美味しく感じました。

コラーゲン コラーゲン入りのドリンク。綺麗なリボンがかけられてて、なんだか特別に効きそうな気がしました。有難うございました!
いつも頂き物ばかりで、何とお礼を申し上げたらいいのやら。ホントにワタシは幸せものです。

6月7日&8日のカフェは。

6月7日スペシャルセット 6月7日の日曜営業は、ミサ姫のヘルプのおかげで、逆にいつもの月曜営業より楽させてもらったかも、というくらい。ピークはほんの一時で、普段よりお客様とゆっくりお話が出来て、とても楽しい一日でした。前回GWにヘルプに来てくれた時はケーキが売り切れ、最後のご褒美「スペシャルプレート」も食べられずだったので、今回は特別盛りを。カボチャプリン、苺のトライフル、ルバーブパイ、マカロン、ヌガーグラッセ、スコーン(ジャムはルバーブ)。お代わり何度でもオッケーよ、と言うと「余裕、余裕」と返事するミサ姫。しかし、食べ終わる頃には「お腹いっぱい!」と。ワタシでもこのひと皿で満足なのだから、そりゃそうでしょう。
 日曜営業で来られたお客様の中で「GW以来です」という方も何人かいらっしゃり、やっぱりお休みの日の営業だから来て下さる方も多いのだなーっと。次回は7月5日(日)が営業になります。7月20日(月)祝日も営業ですので、7月は休日営業が2回ありますので、宜しくお願いします!

6月8日arinko set 6月8日(月)は、レモンメレンゲパイの悲劇で、少々疲れ気味だったのだけど、ブログを読んで「行かねば!」と思いました、と仰る方が何人かいらっしゃり、助けられました。やっぱりお客さんが来ない時間というのは、何とも疲れるものです。この日は普段の月曜よりお客様が多く、ホントに疲れが吹っ飛びました。写真はケーキの盛り合わせ「arinko set」です。

レモンメレンゲパイ レモンメレンゲパイの単品。何とも無骨なビジュアルですが、無骨だけどオイシイお菓子だから、いいんじゃないだろうか、と。今日は男性のお客様が多かったので(4割くらいが男性でした)、少々不安だったのですが、皆さん残さずお召し上がり頂けて、とても嬉しかったです。

焼き菓子スペシャルセット 初の試み「焼き菓子スペシャルセット」も日曜、月曜2日間で全て売り切れました。次回の日曜営業も何か、こういう焼き菓子セット的なものを作れたらいいなーっと思ってます(7月は暑いからどうかなーっと思いつつ)。

ご来店頂いた皆様、本当に有難うございました!