2009年3月16日にSUGAR TOOTHはカフェとして営業を開始したので、今日が3周年記念日です。ここまで続けられたのが奇跡のようです。始めた頃は、1年くらいやって切り崩す貯金が無くなったらサラリーマンに戻りましょう、って思っていたのです。始めた頃の気持ちを裏切る事無く、変わらずお店をやれてる事は、とても嬉しい驚きです。もっと儲かる商品を、もっと原価を安く、そういう事ばかりを考えなくちゃいけないんだったら、独立してやる意味無いなって思ってるので、ずーっとオーム乳業の生クリームが使えて、美味しくて安全と思える果物がジャムやケーキに使えて、小麦粉やバターやその他の材料も、始めた当初から比べて何度も値上がりしたにも関わらず、ずっと同じものを使えて続けられてる事が、本当に幸せな事と思います。ギリギリの原価過ぎて、ちょっと次の秋からの焼き菓子は値上げになると思いますが、3年は値上げせずに続けられてほっとしてます。明日からまた1年、気持ちを引き締め、日々大好きなお菓子やジャムを作っていきたいと思います。
写真は、いつものSUGAR TOOTHのスコーンとレシピを変えた、リッチなタイプのスコーン。卵は使ってませんが、バター入り(いつものSUGAR TOOTHのは生クリーム使用)。外はサクサクの食感で、中はしっとり。かのこ豆入りでトップに桜の花の塩漬けをオン。桜のフィナンシェ以外にも桜を使ったお菓子を作りたいなーっと今、色々と試作中。季節が巡る度に作るお菓子があるっていうの、いいな。
焼く前はこんな。5cm角と4cm角と丸めたのと。牛乳を刷毛で塗って、桜をオン!
無事、思い通りにゴツゴツな仕上がり。スコーンは森のいちにちでやった時、ホントにいっぱい試作したので、1種類だけの試作じゃ物足りない(笑)。カフェのスコーンと違ってジャムを添えずに食べるの前提なので、上にグラニュー糖振ってから焼いてみよう。何も付けずに食べて美味しいスコーン。温め直して食べるとサクサク感アップです。
焼き立てをカフェで余った紅安納芋クリームを添えて。桜が口に入ると塩気がきて、おぉ、桜入りました、とハッキリ分かる。
角食も焼いちゃった。角角し過ぎたけど、まぁいいでしょう。これでサンドイッチを作りたかったのです。このところ、ジャム作りが一休みなので試作が出来て嬉しい。今のうちーっと出来るうちにやりたい試作はしておくつもり。