品川近辺、パンと美術館。

 東京での滞在が品川だったので、夕方以降は荷物を置いた後、品川を中心に動く。まずは代々木上原から白金高輪に引っ越し後、初のマルイチべーグルへ。来店時は4時ごろで、次々焼き上がっていた。こちらのベーグルは冷めると1個完食が難しくなる程にムギュムギュなので、好みに関わらず焼き立てを選ぶ事にして、ブルーベリー。歩きながら食べる。関西では出会えない、NYベーグル。ワタシがNYでベーグル食べまくったのは1999年12月末の事。マルイチのオーナーが修行されたエッサベーグルも勿論、食べた。10年以上前の記憶はおぼろげなので、何とも言えないけど、ボリュームと冷めた時のムギュムギュ感は、日本のベーグル有名店のものとは全く違う。モチモチじゃないの、キシキシ、ムギュムギュ(分かりにくい説明でスイマセン)。モチモチも好きだけど、ボリューム満点のキシキシ、ムギュムギュなベーグル、久しぶりに食べて美味しかった!!

 ここまで来たからには、サンドも頂こう。これまた湯気湯気な状態の焼き立てセブングレイン無花果入りのベーグルにエッグサラダとポテトサラダを。こちらのサンドは、色々挟むとビックリする価格になるので、これは夕飯としてフンパツする事にする。

 具は普通と少なめと選べて、ワタシは少なめで。これが少なめなんで、普通がいかに具たっぷりかおわかりでしょう。こちらもホカホカの状態で食べれて幸せーー。

 ずっと行ってみたかったオーバカナルのパン屋さん。オーバカナルは京都にもあるけど、カフェのみなので、パン部門を見てみたかったのです。期待が大きかったのか、意外と普通で肩透かし。でも、シュケットを入れる袋がめっちゃめちゃ可愛いかったり、お惣菜が充実してたり、ちょっとイートインしてみたくなった。

 購入したのは人参サラダと野菜フォカッチャ。野菜不足を補おうという魂胆。

 最後の目的地は原美術館。水曜は夜8時まで営業という事で、有難い。6時までだったら行けなかったところ。常設展を見たかったのだけど、常設のものは森村泰昌のと奈良美智の部屋だけで、ちょっと残念。でも、奈良さんの部屋は見るだけでハッピーになれる空間で、思わずポストカードを購入してしまった。

 原美術館の入り口。実業家原邦造の邸宅だった訳で、普通に住んでたんですよ、ここに。いやーこんな家に生まれたかったわー、と。「ヤン フードン―将軍的微笑」展は、ワタシ的にはイマイチ楽しめなかったのだけど、原美術館の雰囲気が楽しめたので満足。

 お庭にイサムノグチなどの展示があったりするのだけど、このお庭に面してカフェがあるのです。会員限定で結婚式なんかも出来るそうで、物凄く良い雰囲気なのです。すっかり夜なのでガラスの向こうのお庭は全然うつらなかったけど、向こう側は全面ガラス張りでお庭があります。ケーキは色々ある中でイメージケーキをチョイス。展示会会期のみのメニューなので、常設展が見れなかった分、これが食べれるわーっと。一体どの展示のイメージかは分からずだけど、パゴタ的なものをイメージしてるのかなぁ。ケーキのベースはレアチーズケーキだった。美術館でこういうメニューがあるとテンション上がるなー。そして、紅茶が美味しかった!パリセヴェイユよりずっと!過去のイメージケーキの写真を原美術館のサイトで見たけど、どれも見た目に楽しいケーキだった。

 暗い中、原美術館を後にする。明るい時は気がつかなかったけど、門から家までの間に公衆電話があるんですよ!写真の左端の明るいボックス、ダイヤル式の公衆電話なんです。いやー、凄い。何に使ってたんだろうなぁ。
 盛りだくさんのいちにち。上京物語はまだまだ続きます。

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2件のコメント

  1. そうそう、マルイチベーグルはモチモチを超えたキシキシ、モギュモギュですよね。
    美味しいんだけど1個食べきった後には顎に疲労感が残るという(笑)

    あれもこれも食べたいなーと指をくわえて、東京グルメ物語の続きを楽しみにしています。

  2. アキラさん、冷めたマルイチのベーグルを1個食べきると、本当に顎が疲れますよね(笑)。あと、ホントに大きいなーっと思います。2泊3日なのにどんだけ食べるんだ!と思われそうですが、チマチマと続きを綴っていきます。

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