堂本印象美術館へ。

 良い天気の定休日、朝早く起きてお店の掃除をして、洗濯もして、今日はもう仕事しなくていい!っという状態にして、ウォーキングを兼ねて外出。目的地は堂本印象美術館。何度か前を通った事はあるのだけど、中に入るのは初めて。ホントは、お庭に展示されている野外工芸美術作家展が無料だから、っと来てみた物の、実際に建物を前にすると、入ってみたい!となって、しかも今やってる展示が山口華楊という事で、いくつかの絵を京都市近代美術館の常設とか、日本画展で見た事がある中で、好きだなーっと思う絵があったと記憶していたので、入ってみる事に。結果、めちゃくちゃ良かった!!静かに絵と向き合える雰囲気で、人も少なすぎず多すぎず、凄く落ち着いた空気の中良い時間を過ごせました。
 有名な黒豹もめちゃくちゃ良かったのだけど(京都国立近代美術館でやってた日本画展で見てるはずなのに初見のような感動があった)、桃とか茄子とか、何とも言えない可愛さがあって、こういうの家に飾りたいわーっと。花の絵も多いけど、ポピーとかちょっと素朴な花も多くて素敵だった。中は撮影禁止だったのだけど、スマホやカメラを誰も持ってないのも、落ち着いて見れて良かった。多分、次またどこかで山口華楊展あったら見に行くと思う。

 そして本来の目的の庭の展示。堂本印象デザインの椅子が並ぶお庭に展示されている様が、何ともステキで、これはお天気の良い日に来て良かったーっと思ったのでした。ベンチに座って、フワフワした気持ちになりながら、次に誰か来たら帰ろうっと決めてぼーっとしてました。

 庭の入り口にある、この大きなベンチが可愛くて。

 庭は小高い丘になっているので、展示を見るのが楽しい。下から全体を見上げたり、上まで登ってみ下ろしたり。風が吹くと、布の展示が揺れて、光が反射して、屋内では感じられない良さがあるなー。展示は11月23日までだし、無料だからまた庭だけ見に来るのもいいかも。

 館内のエントランスは撮影可能だったので、ちょっと撮ってみた。こういうちょっとした壁とかの細工がいちいちステキ。可愛いー。展示のスペースにも素敵なステンドグラスがあって、庭にあった感じの椅子も並べてあったり、素敵な空間でした。

 これは入ってすぐのところにあったステンドグラス。ウォーキングがてら行くには良い距離なので、また行くと思います。

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