工房作業でヘトヘトになった後、あぁ誰かが美味しいコーヒーか紅茶でも淹れてくれないだろうか、と思う事がよくある。近所にそういうふっと息抜きできる場所があればいいのになぁと。でもまぁ、結局出掛けるのが面倒で自分でちゃちゃっと簡単にミルクティと余ったクッキーとかで、一息入れるわけだけど。
でも人が淹れてくれたコーヒーや紅茶って美味しい。トーストだって、喫茶店のモーニングのトーストは何故にあんなに有り難く感じるのだろう。ゆで卵なんて、普段別に何とも思わないのに、モーニングについてくると、あぁ有難い人が用意してくれた朝食って幸せ、と思ってしまう。
逃現郷のコーヒーはサイフォン。カウンターに座って、ポコポコする様を見るのは楽しい。タバコの煙が漂う時間も多いけど、今は奥の扉が空いているので風通しもいいし、気持ちがいい。お店の名前がいいですよね。何か、現実逃避にはぴったりです。
蜂蜜バタートースト。綺麗に入った切れ目にバターと蜂蜜がジュワジュワしてます。シンプルです。それにブレンドコーヒー。
時々、姿を見せる猫様です。家では飼えないので、休みの日に触らせて頂いて、気持ちを安らげます。他のお客さんの膝の上にいらっしゃる時は、少々残念なのですが。
別の朝もまた。
同じメニューで、でもそこに居合わせる人が違うと、空気もちょっと違ってね。休みの日の朝に、今日はどこをどう周ろうかなーと(パラソフィアや京都グラフィーなんかに出かけた時)、ぼーっとしつつも何となく順路を巡らせたりして。
入り口あたりにある、大きな陶器の中には金魚が。日曜の夕方にお邪魔した時は、また違う空気が流れていて、またお休みの日、出掛ける前にほっと一息つきに伺う事でしょう。のばら珈琲さんやコラソンさんなど、この辺りは良いお店が多くて休みの日のスタート地点になる事多し、です。