8月28日(木)~30日(土)まで夏休みを頂いて、トモコさんと瀬戸内の島をまわってきました。いやしかし、休むとその後の作業の立て込む事よ。増えた体重は一気に戻りそうな勢いです。でもリフレッシュできたので、頑張りますよー。
早朝、京都から高速バスで尾道まで行って、レンタカーを借りてトモコさんに運転を御願いして、向かうはウサギ島と呼ばれる大久野島。しまなみ海道の向島に車を置いてフェリーで向かいます。
もうね、ウサギ島と呼ばれるだけあって、めっちゃウサギ居ます。テンション上がるの最初だけかなと思ってたけど、ウサギ可愛すぎて最後までメロメロでした。黒いのも白いのも茶色いのもまだらのも、小さいのも大きいのも全部可愛い。人懐っこいのも警戒心が強いのも、全部全部可愛かった。
後姿も可愛い。
伸びてる姿も可愛い。
立ち姿も可愛い。
ウサギ耳から何が聞こえるでしょう、というようなオブジェです。
トモコさんトライ中。
大久野島は廃墟がたくさんある事でも有名です。毒ガス製造施設や毒ガスの原料置き場、大砲置き場など、禁止されていた化学兵器製造の為の施設がひっそりと隠れて建てられていたのです。
大抵、どの廃墟も中に入るのは禁止になっています。緑が生い茂ってて、ピョコっとウサギが出てきたりするのが不思議な感じです。
島は自転車(レンタサイクル)で1時間もあれば1周できるくらいの大きさなのだけど、途中途中で見るところも多いので自転車は2時間レンタルで、10分くらいオーバーしてしまった。人間を見ると、シャーっと走りよってくるウサギ達。餌目当てですけどね(笑)。餌は販売してるし、キャベツの葉っぱや人参を持ってきてる人も居ました。
スコットランドでアビー巡りをした時も廃墟の独特の雰囲気の魅力に魅せられたけど、こちらの廃墟も何とも言えない雰囲気があります。平和の象徴のようなウサギがあたりにたくさん居るから余計かもしれません。
建物撮るって難しいですねぇ。なかなかこの雰囲気が伝わらないのが残念。
展望台的なものがあるので、上ってみる事にしたのだけど、これがもう行けども行けども頂上にたどり着かない。トモコさんと二人で「途中だけどココを私たちの頂上にしよう」と脱落宣言(笑)。しかし頂上から小学生2人と親御さん2人のご家族が降りてこられたので「上までどのくらいですかー?」と聞いたら10分くらいと言うので頑張って、上る事に。めっちゃシンドかった。途中、クラクラと立ちくらみするし、下山したら足がガクガク笑うしで、凄い運動になりました。
上った甲斐あって綺麗な景色が広がってました。曇ってたので、綺麗な夕焼けは見れなかったけど、海がキラキラしてて、風が気持ち良くて、あぁここは素敵なところだなぁと思いました。私は京都の街中で生まれ育った上に田舎も無いので、海のある場所は凄く非日常なのです。山の上の方は所々にウサギの為の水飲み用の器が置いてあります。
上る途中の花や木やウサギや自然の色々が、仕事ばかりのメンタルを解き放ってくれるようでした。
不思議な色の木も多かったなぁ。
宿泊施設の休暇村の前やフェリー乗り場近辺に居るウサギは群れてる感じなのだけど、山の上の方で見るウサギは、一匹狼的というか、ちょっとツンっとしてて、それもまた可愛いのでした。