ロンドンのカフェでケーキを焼く、その3。

 焼きあがったケーキは、ラックにどんどん置かれていって、冷めたらカットしたり、クリームやフロスティング、粉砂糖をふったりして仕上げていきます。紹介した他にブルーベリーのブロンディや、オートーミールを使ったパワーバーというトレイベイクも。
 写真の手前がPawer bar。バナナ、オートミール、カカオニブなんかが入っています。ビーガン用だからゴールデンシロップ使う、といういうので「蜂蜜じゃダメなの?」と聞くと「蜂蜜はビーガンはダメでしょ」と。えぇー!そうですか、蜂蜜はオールオッケーだと思ってた私、ビックリ。昆虫も生き物で、生き物から採取する訳だから牛乳と同じ、と。あぁ、なるほど。ビーガンはざっくり言うと「厳し目のベジタリアン」、という感じで、乳製品や卵などアニマルプロダクツは全部アウトなんですが、蜂蜜はアニマルプロダクトという意識が無かった。
 イギリスではベジタリアンやビーガンは割と多くて、brocaでもこの日、3、4種類はそういったケーキが焼かれてた。バターの代わりにソヤバター(大豆のバター)、牛乳の代わりに豆乳、全部そういったものに置き換えて作るのだけど、意外と美味しいのです。なのであんまり関係なく、ベジタリアンじゃない人も買ってくみたいで、こういう限定された材料で色々作ってきてるからこそ、美味しいものが出来上がっていくんだなぁと。

 どんどん焼きあがってきます。

 全部、焼き上がったら、皆で後半に焼きあがったケーキやスープをカフェの方に運びます。片付けもきっちり。レイヤーケーキのスポンジ用の型は、コンロの上で乾かしましょう。

 カフェの方では、朝の賑わいから少し落ち着いたようだったけど、奥のソファ席はいっぱい。入口の椅子席も私たち3人が来たら、結構な込み具合。地元の人に愛されてるお店です。ここは、コーヒーや商品を受け取るカウンター。カラフルで楽しい雰囲気です。

 早速、さっき焼いたケーキが並んでおります。こういうレイヤーケーキがあると、ぱっと華やかな感じになるなぁ。他があまりに地味だからかもしれないけど。日本のケーキ屋さんとかカフェと比べると、超地味なラインナップです。

 上の段の左側はレモンポレンタケーキで、これは昨日焼かれたもの。右側はローラが焼いたグルテンフリーのバナナケーキ、下の段の左がローラが焼いたパワーバーで右側が私の焼いたブレッドプディング。

 ドリンクメニューにも色々と面白いものがあったので、何ミルキーって?とか質問しまくる。ミルキーはシロップ入りの牛乳だそう。フラットホワイトは、最近ロンドンで流行ってるコーヒーで、ラテよりエスプレッソ多めなんだそう。私もV&Aで飲みましたよ。

 food marketの方には可愛いエコバックがあったので、買って帰る事にします。

 私はこちらのカジュアルな方の赤色をチョイス!したけど、Aちゃん家に忘れてきたのでした(笑)。お店番のサイモンもフレンドリーで、ローラもとっても親切で、何とも楽しい1日でした。何よりこんな機会をくれたAちゃんに感謝。次回のロンドン旅行でも、キッチンに入れてもらう約束をして、お店を後にしてAちゃん家に向かいました。

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