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20年経っての続編。

2017 年 4 月 25 日 火曜日 19:23


「トレインスポッティング2」何とか映画館で鑑賞。続編が撮影中と聞いて、どんなに酷評されてても映画館で見る、それがダニーボイルへの恩返し、くらいの寛大な心でおりましたが(そんなに期待もしてなかった)、意外な程に前の空気感そのままな出来栄えで、満足でした。20年経とうが、ずーっとどうしようも無い奴らなんで、ちょっと微笑ましいくらい。年月経って大人になって教訓じみた事を言われたり、変に更生していったりするのも違うし、かと言ってただベロベロのジャンキー状態を終始見るのも疲れるだろうし、っていうところを上手い話に仕上げたなぁと。音楽も前作ほどのキメ曲はなくても、同じ路線な曲を繋げて、前作の音楽や映像も織り交ぜて、ホントに良い感じにまとまってて、楽しかった。
 前作を見たのは公開時に留学していたロンドンで。でも字幕が無かったので、あまり細かい会話が分かってなくて(めちゃくちゃ訛ってんの、聞き取れないの!)、原作の小説を買ってトライしてみたのだけど、まースコットランド訛りそのままの綴りで書いてあるので、読めないという。日本語を勉強している外国人が、関西を舞台にしたものとか、東北を舞台にした小説で、方言ばっかり喋ってるものは読みづらいだろうなぁ。
 公開当時のロンドンはブリットポップと、スパイスガールズやテイクザットとトレインスポッティングと、エンターテインメントが盛り上がってる時期で、面白い時代だったのです。ダニーボイルはその前のシャロウグレイブを映画館で見て、イギリスでも凄い才能ある監督がデビューした!って盛り上がってたのです(ちょっと前にタランティーノがアメリカで出てきて、イギリスでも!みたいな)。私も、凄い面白い映画撮る人が出てきた!って興奮したのを覚えてます。色々撮って、アカデミー賞も撮ったのに、またこういう映画を撮ってくれるのは凄い嬉しいなぁ。
 今年に入ってララランドは見たのだけど、まぁなるほど、という感じで(素敵な映画だったけど、期待しすぎた)。あとは美女と野獣とムーンライトを見に行きたいのだけど、GW入ると混むだろうしなー。っという事で、気温が高くなり、お菓子仕事が少しゆっくり運転になってきたので、今のうちに色々と出かけたいところ。ウェブショップもそろそろお休みの時期を考えねば。
 

オアシスのドキュメンタリー。

2017 年 1 月 17 日 火曜日 20:53


オアシスのドキュメンタリー映画「スーパーソニック」を映画館で。お客さんは私以外全員男性で、ちょっとあんまり無い光景だなぁと。これが今年1本目の映画。今年はもうちょっと映画館で映画を見たいなぁ。
オアシスがデビューした1994年、私はロンドンに留学。この映画のクライマックスとなるネブワースのライブは1996年。私は1997年に帰国。なので、デビュー前の映像以外は、もうホントにリアルタイムで肌で感じていた事ばっかりで、ちょっと胸が熱くなり過ぎて、冷静に見れなかったのだけど。
 初めてオアシスを見た時はボーカルは後ろ手でスタンドマイク、他のメンバーもほぼ直立不動「え、何?この動かないバンドは」と強烈な印象だったなぁ。ライブの度に会場が倍々に大きくなり、チケットも争奪戦になっていき、更にテレビのニュースやタブロイド誌に毎日のように出だして、ホントにこの映画のままの3年を見ていたのです。
 映画に関しては、今までオアシスのドキュメンタリー番組はyoutubeでいくつか見てたのでマネージャーやその他のスタッフの話もいくつか知ってる話があったりしたけど、知らないエピソードも結構あったし(アラン・マッギーの当時の彼女の厚意でグラスゴーのライブに出番がもらえたっていうのとか、バンド内のいじめとか、1回聞いただけでリアムはレコーディングで完璧に歌うとか)、まぁでもやっぱロクでもない兄弟だなって思うし、そしてそれでも愛されるのも分かるし、そんなオアシスをこれからもたくさんの人が聞いていくのだわねぇ。
 個人的にはオアシスが大好きという訳じゃ無く、この時代までのインディーズロックが大好きなので、ヴァーブのリチャード・アッシュクトフトがチラっと出てきただけで「ひぃーーちょーカッコいいんですけどーー」とか、インスパイラルカーペッツが出てきたら「あぁついこの前ドラムの人亡くなっちゃったんだなぁ」とか「おー、この声は大好きなクリス・エヴァンス!」(インディーズロック関係ないけど)とオアシス以外のところに引っ張られるのだけど。
 リアムがソロ活動に入るようなのだけど、どんな音楽をやるのだろうか。ノエルの方はアルバムが出れば一応聞く、という感じで。私はノエル・ギャラガーが話すスミスやストーンローゼズのエピソードが大好きで、どっちかというと音楽よりそこを追いかけてる気がしないでもないのだけど。


という事でオアシスが所属していたクリエイションレコードのドキュメンタリーはこちら。この映画もオアシスのネブワースのライブがクライマックスなので、本当に大きな事だったんだなぁ。こちらには現在のアラン・マッギー出てます。たまらんラインナップでよだれが出そうになる1本です。


そしてね、これも今年は見に行かねばだわね。ダニー・ボイルがロンドンオリンピックの開会式を総合演出し、アンダーワールドが音楽を担当するなんて、イギリスってやっぱり懐深いって思います。時々、イギリス熱が高まるのだけど、スーパーソニックでガーーンっと高まりました。

サンバイザー兄弟

2016 年 12 月 29 日 木曜日 18:43

 今年2本目にしてラストの観劇「サンバイザー兄弟」です。『高校中パニック! 小激突!!』以来のクドカンのミュージカル。このときは永山絢斗君が出てて、今回はお兄さんの瑛太君です。もうねー、楽しかったー。涙流して笑ったのはいつ以来でしょうかっていうくらいで(ほとんど皆川さんの仕業)、帰りは足取り軽々。帰宅したら夜中12時とかで翌朝早くから仕込みだったけど、行って良かったー。
 ストーリーは相変わらず荒唐無稽なので割愛。クドカンのミュージカルはサイボーグ、学園ものに続きヤクザものでした。今回はやっぱり怒髪天の増子さんの存在が大きかったなー。そこに瑛太君がついていく、みたいな。瑛太君もあれだけ歌えるとは思いもしなかったけど、本職の増子さんの歌は圧巻。聞いてるだけでニコニコしながら手拍子してしまう。お芝居というよりバックグラウンドの人間力がどーんっと出てるような。清野菜名ちゃんは舞台で初めて見るのだけど、声も通るしアクションも凄いし(回しとび蹴りの打点の高さにビックリ)、今回はベースもギターもパーカッションも演奏してて、凄い凄いと。これから活躍していく女優さんなんだろうなー。
 まぁ何より皆川さん。クドカンは大抵、どの舞台でも皆川さんが話し始めると笑いをこらえきれず下向くか後ろ向くのだけど、アドリブで今までの失敗談を話す時は初耳の話なのか、話が山場を迎えると肩の震えがドンドン大きくなるのです。それ見て、更に可笑しくなってしまうという。増子さんもゲラゲラと。しかし稽古も何度もしての本番なのに、それでも皆川さんを見ると噴出してしまうって、相当好きなんだなぁ。微笑ましい。
 10月に見に行った新感線の「Vamp Bamboo Burn~ヴァン!バン!バーン!」もクドカン脚本だったのけど、そちらはあまり乗り切れずだったのです。でもやっぱり作・演出は違うなぁ。去年のウーマンリブも行っとくべきだった。

 会場では一人一人に紙製のサンバイザーが置かれ、最後にそれを振り回す演出もあり、楽しい雰囲気で。私のは兄役の増子さんカラーの赤。今回は久々に三宅さんの見せ場も多くて嬉しかった。来年も2,3本は見たいところだけど、大抵営業日にかかって見れない。ナイロンなんて今年はどれも無理だったなぁ。来年はちょっと工夫して見に行きたいところ。