8月に入ったので8月のカレンダーです。写真の中にSUGAR TOOTHのロゴが隠れているので、探して下さい(写真をクリックすると大きくなります)。月の数字「8」のクッキーは夏っぽくコンガリ焼けたココア生地に白のストライプのアイシング。
写真は2007年夏の一人旅で訪れたベルギーのアントワープ。ベルギーの旅の様子はコチラにまとめているので、興味のある方は是非。すっごい暑かったから、ベルギーではあんまりチョコレートを食べられなかったのが心残り。夏の旅は、洗濯したらすぐ乾いて、楽だったなぁ。シャワーだけの部屋に泊まっても「あぁ、お風呂に入りたい」という気持ちも少なかったし、公園でサンドイッチ食べて食事終了、というような事も真冬の旅ではなかなか出来なかったので、楽しかった。大抵、ヨーロッパ一人旅って2月に行ってたので、寒い寒いって思いながら周ってた事が多かったので、たまには夏もいいね!っと。でも、フランスなんかは行きたかったお菓子屋さんやパン屋さんがバカンスでひと月お休みとかっていうのもちょこちょこあって、残念だった事も。まぁ2月は2月でシーズンオフで普段は開いてる観光施設が閉まってたりする事もあるので、どっちもどっちか。
カフェのお客さんでも、一人でヨーロッパに行きたいけど、言葉も出来ないし不安。というようなお話をされる事が時々あるけど、言葉はあんまり関係ないかなーっと思う。私はある程度の英語が出来るけど、都市部以外ではあんまり英語は通じないので、付け焼き場的な現地語で切りぬける事になる。この付け焼き場的な現地語をいかに習得するかっていう柔軟性の方が大事。ガイドブックにのってる良く使う言葉から使いたい文や言葉を、いかに恥ずかしがらず、大きな声で相手に言えるかっていう(指で刺しちゃダメ、声に出して言う事が大事)。旅は始まってしまえばそう遠くないうちに終わるものだし、嫌な思いも思いもかけない窮地も、目の前に現れたら意外と乗り越えられるものじゃないかなと思います。
私が一番大変な目に遭った事件は14年前のスペイン旅行で、マドリッドに着いて1日目で調子が悪くなり、車酔いだと思っていた強烈な頭痛とムカつきは次の日も治らず、救急病院に行ったら水疱瘡だったという。22歳にして水疱瘡。しかもスペインの病院。「あなたは水疱瘡です」って言われても、スペイン語で水疱瘡が分からん。辞書ひいて英語で言ってくれたけど、英語でもわからん。私の病名を教えてーー!っていうムンクの叫び状態。ちなみに水疱瘡はスペイン語で「バリセラ」英語で「チキンポックス」。英語だと全くシリアス感の無い病名ですねぇ「チキンポックス」て。子供が好きそうな料理名のような気さえしますよ。
次の日からバルセロナに行く予定は勿論、キャンセル。というか1週間後にロンドンに戻る予定もキャンセル。伝染病なので、お医者さんがOKを出さないと飛行機に乗れないという。学割の超お得航空券の日付変更は不可能。でも色んな人にお願いして、交渉してもらい、最後には無料で2回の変更が出来た。初めてのスペイン旅行は、スペイン料理は一口も食べれず、観光も出来ず、ずっと高熱にうなされながらベッドの中でラジオを聞いていた、という。まぁ良い思い出ですよ(つ、強がってませんよ)。
話がそれまくりですが、カレンダーの答え合わせです。
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どうですか、黄金に輝く金のシャチホコならぬ、ピカーンと輝く金のアリンコシェフですよ。
来月もお楽しみにーー。