上京物語その１

　楽しい楽しい２日間のお休み「arinko上京物語」が終わってしまいました。地図を片手に必死でケーキ＆パンハンターっぷりは影をひそめ（でも結構買ったかも）、大好きな友と一緒に過ごしてリフレッシュを致しました。
　京都駅８時半発ひかりで、１１時過ぎに品川到着。ホテルに荷物を預けて、待ち合わせの池袋へ。ランチを食べるべく天ぷら割烹のお店「天山」へ。

　前日にＹちゃんの旦那様でスペイン人のハビが、ここでこの「鳥親子天丼」を食べて、大層美味しく、こりゃ皆、食べた方がいいぞ！という事で来たのです。店主の方はスペイン語も話せて、日本語がダメなハビも１人で楽しくランチ出来たそう。私たちは、鳥親子天丼、ハビは今日はてんぷら定食。

　鳥の天ぷらの他に、さつま芋、茄子、ピーマンの天ぷらも入ってる。で、半熟の揚げ卵を崩して絡めて食べるのです。京都人のワタシは最初、ギョっとしたタレの色だったけど、全部食べきった。かなりお腹いっぱい。これで７００円はかなりのコストパフォーマンスです。ここでお土産のジャムを渡したり、ちょっとゆっくり。３年ぶりに会うハビには独立を褒めてもらう。

　そのあと、アメ横に移動。２万円のマツタケが３０００円！とか、もはや元値は意味をなさない値下げっぷりに笑ってしまう。たくさん歩いて、たくさん話す。ワタシがハビと出会ったのは２０歳の頃、ロンドンの語学学校で。ハビはその頃３０歳。１５年前だ、長い付き合いになったなー。Ｙちゃんとはその１年後、同じ語学学校で。その後、私たちは共同生活をする事になった。

　どら焼きを買うべく「うさぎや」へ行くも水曜は定休日（定休日女っぷり発揮）。そのあと、花月でかりんとうを買い、あんみつのみつばちへ。中に入って食べたいけど、ハビはきっと小豆とかダメだろうし、アイスを食べる事にする。Ｙちゃんは元祖小倉アイス、ちょっと食べさせてもらったけど、あずきバーの味だった。

　私はマロンミルクをチョイス。両方味見したハビはやっぱりマロンの方がオイシイとの事。でも歩き食べした花月のかりんとうの方がもっとオイシイとの事。スペイン人にもカリントウは受け入れられるようです。ジャパニーズチュロス（笑）。

　かっぱ橋にも行く。本当はお菓子の道具とかじっくり見たいところだけど、まぁ、ここは我慢してワイワイ楽しむ。ハビも興味津津で、コレは何をするもの？と、次々手に取る。ザルとか１ｃｍ違いのサイズがズラリと並ぶ姿は、とっても日本的と思うみたいだ。Ｙちゃんはシリコン製のプチマドレーヌ型を買っていた。

　そして浅草に移動。上野→かっぱ橋→浅草と徒歩で移動したわけだけど、まだお腹は空きません。間にアイス最中とカリントウ２本を入れているとはいえ、鳥天丼のボリュームたるや凄いものだ。

　丸の内ブリックスクエアへ移動するも、エシレは行列、でもショーケースはほとんど空、あるのはマドレーヌとかフィナンシェくらい。１０時からクロワッサン販売と書いてあったので、次の日トライする事に。

　ブリックスクエアは９月にオープンしたばかりの複合施設だけど、とっても雰囲気が素敵。ニューヨークみたい。ここで、ディナーの選択をするのだけど、有楽町あたりのガード下の焼き鶏を希望するハビ、ここブリックスクエアで小洒落たディナーしたいワタシで意見が分かれる。ここは間を取って、両方チョイス。

　イングリッシュパブでビールを飲んで（私はコーラ）、焼き鳥屋さんでビールを飲んで（私はウーロン茶）、焼き鳥を数本食べて、ブリックスクエアに戻り、「Ａ１６」というお店のテラスでピザを食べる。このお店、価格も良心的だし、とっても素敵な雰囲気に浸れて、いい！ルッコラと林檎のサラダはしょっぱ過ぎたけど、ピザはとっても美味しかった。

　マルガリータを食べた後、フンギ（きのこ）と小松菜のピザに卵を追加で乗せてもらった。あぁ、１２時から１０時過ぎまで、みっちり遊んだ１日。クタクタに疲れたけど、やっぱり友達っていいな。下らない話ばかりしてるけど、同じものを見て食べて時間を共有するかけがえのない時間だった。スペインに会いに行けるように頑張って働くわ！と笑顔で分かれる。ホテルは今回初めて品川プリンスイーストタワー、いつもの八重洲富士屋より好きかも。新幹線（ひかり）往復と一泊ホテル代込みで２７０００円ほど。経済的理由で秋の観劇、新感線と大人計画を諦めての上京物語。春は観劇も東京も両方行きたいなー。