パンを焼く日常。

　はー、もう頭の中の整理が全然つかない。部屋を綺麗に片付けて、作り置きの夕飯の準備を3,4日分作り、気持ちを落ち着かせて、順番に解決方法を考えていきましょう。京都のカフェで準備しなくちゃいけない事もあるんだけど、まぁちょっと最初から気合い入れてコケたら2回目やる気力が無くなるので、気楽にやる予定です。
　気温が高くなると、自作パン率が上がります。コンスタントに焼くと上手くなりますね。今回はブリオッシュ。水分は卵黄と牛乳のみで、バターがたっぷり入ります。何度か焼いた事があるブリオッシュだけど、イマイチ納得がいかず、材料費がかかるだけに、失敗したらダメージ大きいし、と尻込みしておりました。
　今回ブリオッシュを焼いた理由は、カフェでフォレノワールを作った時にキルシュ入りのシロップを作り過ぎて余っちゃったのだけど、使いようがなくて、しかも高いキルシュだし、とボストックを作る事にしたのです。
　キルシュのシロップを使う為にボストックを作る為にブリオッシュを焼く、という何とも本末転倒な感じですが、びっくりするくらい上手に焼けたので、大喜びです。

　温かい時期はブリオッシュのような油分の多い生地は扱いずらいイメージだったけど、うまくいった！ブリオッシュはお菓子に変身させやすいパンなので、ちゃんと焼けるようになれば、色々とアレンジ出来そう。

　夜なのであんまり綺麗な色に見えないけど、綺麗なオレンジ色なのです。ふわっふわに焼けて、思わず2切れほど頬張りました。すごーい、私、もうブリオッシュお店で買わなくていいかも(いや買いますけどね)。

　両面にたっぷりシロップを打って、アーモンドクリームを乗せます。

　冷凍庫の片隅にマロンペースト入りのアーモンドクリームも残っていたので、そちらも使ってみます。マロン入りはラムシロップの方が良さそうだけど、まぁいいでしょう。マロンの方はクルミ、アーモンドの方はスライスアーモンドを乗せて焼きます。

　焼きあがりー。なーんと良い匂い！ブリオッシュ自体も美味しいので、ジャムトーストも京都のカフェでブリオッシュで出すのもいいかも。

　焼きたてで朝ご飯。前の日の夜にブリオッシュを焼いて、冷凍庫に余っていたクリームを解凍しておいたので、朝30分くらいで仕上がりました。めちゃくちゃ美味しかったので、また作ろう。

　角食パンはコンスタントに焼いていて、やっぱり焼き続けると上手くなります。これ、久々に焼いた時のがっかり角食。スライスしてしまえば、そこまで気にならないけど、酷い出来ですよねぇ。

　これ最近の。慣れる、というのは大事だなぁ。自分で焼く食パンは、あんまりキメ細かくなくて、モチっとザックリとしていて、うちのジャムに良く合うので気に入ってます。