イギリスのレシピ本からコジェットフリッター。

 今日は祇園祭りの山鉾巡行という事で、やっと京都の中心地も明日から少し落ち着くのではないかしら、と。私はあんまり祇園祭、興味無いので(その昔、京都観光の仕事を4年やっていて、嫌という程働いたのも一つの理由)、7月に入ると早く終わって落ち着いてくれーっと思います(すいません・・・)。仕事以外でも小学生とか中学生の頃に、同級生がお囃子を演奏するので、という事で何だか付き合いで嫌々見に行く、みたいな思い出しかない祇園祭です(ホントすいません)。暑いのと人の多いのが苦手なので、京都に住んでいながら、阪急電車のホームで流れる祇園囃子で、季節を感じるだけの7月です(笑)。
 イギリスで買ってきたレシピ本「GRANDMA’S BEST RECIPES」から、今日はコジェットフリッターを作ってみた。このレシピ本は高級スーパーのマークス&スペンサーが出してるやつ。軽食もメインもデザートも、素朴系なものばかりだけど、全部のレシピに出来上がりの写真があるのが有難い。そしてレシピは素朴系だけど、写真はお洒落なスタイリングです。
 コジェットはズッキーニの事です。ズッキーニは英語じゃないんですよ。イタリア語なんじゃないでしょうか(曖昧)。フランス語もコジェットっぽい発音だった気がする(更に曖昧)。で、このコジェットフリッター、私はイギリスで食べた事無いんですが、私の持ってる他のイギリスのレシピ本「Vintage tea party book」にも載ってたので、結構ポピュラーなのかも?と作ってみる事にしました。「Vintage~」の方には玉ネギやすりおろしたチェダーチーズが入って、ズッキーニはスライス半月切り。一方、今回私が参考にしたレシピの方は千切りスライサーでズッキーニをすりおろして、卵と小麦粉の生地と合わせて焼くだけ、という至ってシンプルなレシピです。

 フリッターと言っても、ちょっと多めの油で焼く塩味パンケーキって感じです。レシピの半量で作って小さめのが4枚焼けそうだったので、2枚はすりおろしたパルメジャーノと胡椒多めで焼いてみました。

 チーズ入りの方は朝ご飯に、レシピ通りのシンプルな方は、やっぱりちょっとシンプル過ぎる味だったので、冷蔵庫に残っていたドライカレー(これにもズッキーニ入ってました)をソースにして、頂きました。サラダは最近気に入ってる砂肝のローストをトッピングに。フリッターは凄くフワっとしてて、ズッキーニはクセが無いので、優しい味なのでやっぱりチーズや玉ネギが入った方がいいのかも、と。でもこれ、レシピ本ではサイドメニューとして載ってたので、お肉とかの付け合せとかのメニューならいいのかも(これメインで食べた私のスタンスがそもそも違ったか)。
 夏場は製造に少し余裕があるので、こういう気になるレシピを試したり出来る時間と気持ちの余裕があるので、楽しいなぁ。

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2件のコメント

  1. 素朴ながら美味しそうですね。
    ズッキーニ、イギリスではコジェットなんですね。
    フランスではクルジェットって言ってますよ。
    気になって調べてみたら、ズッキーニは米英語なんですって。
    イタリアではズッキーナ。何だかカワイイですね。
    お砂糖はZUCCHEROなので、私もイタリア語かと思いました^^

  2. yuzukiさん、米英語なんですねぇ。フランス語のクルジェットは確か英語と綴りが全く同じだった気がします。ヨーロッパでは日本ではあまり見ない野菜も多いので、面白いです。

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