週末に黄金桃が20kgと黒ぶどうが10kg届いたあとはしばらくは、果物の到着は無いと思っていたら、届きましたよ洋梨10kg。早生の洋梨でプレコースというフランス原産のものが手に入る、という事で注文していたのだった。すっかり忘れていたので、到着した時は目が点に。え？？何、この果物。ワタシもうジャム煮る気力は今週無いんですけど。という脱力感でいっぱいの中、箱を開けたら、テンション上がる！きれーい！緑のツルっとした洋梨。木の箱に入ってる姿が何だかダンボールの時よりすまし顔じゃないですか。綺麗な緑色だけど、食べごろは黄色くなってから、という事で、黄色くなったものから試作にまわしていく。そのまま食べてみたら、洋梨なのにジューシーで美味しい。
うちの近所の行きつけのスーパーの青果売り場では、割と季節ごとに色んな品種の洋梨を取り扱ってくれて、今までバラード、バートレット、ル・レクチェ、シルバーベル、ブランディーワイン、オーロラ、ラ・フランス、マルゲリット・マリーラと、かなりの品種をカフェで使えたのです。洋梨は基本、秋冬はトライフル用のコンポートに使うので、季節ごとに色々な品種の洋梨を。ジャムに使うのはラ・フランス。でも、このプレコースは見たことも食べた事もなかったので、是非食べてみたいと注文したのでした。
パンケーキ用にキャラメル洋梨の試作。間違い無い美味しさだけど、地味過ぎるかなー。
大好きな洋梨のコンポート。綺麗に半割にしてちょっと柔らかめに仕上げる。トロンっとしておいしー。
そして、これを使って作るはベル・エレーヌというデザート。洋梨のコンポートにバニラアイス、そこに温かいチョコレートソース。ナッツとクランブルもオンして豪華に。うーーー、たまらんたまらん！これ、20歳の頃にパリで食べた思い出のデザートなのだけど、多分、それ以来食べたのは今日が始めて。これもあんまりお店では見かけないデザートですが、フランスでは凄くポピュラーなメニューかと思います。
パリ生まれで南仏に住む友人デルに、このデザートの事を熱く語った事があるのだけど、甘いものをほとんど食べないデルが、うちのママが唯一作るデザートで私も大スキー！っと言っていたのを思い出す。これ、次のカフェのメニューにします！洋梨届いて良かったー。お楽しみにー！