フランス語のお菓子の絵本。

 久々に素敵な本を見つけたので、カフェに置く本を新調。来週のカフェからお目見えです。フランス語の絵本で”Le petit théâtre des grands gâteaux”というタイトル。いわゆる飛び出す絵本です。こーれが、可愛いの何のって!思わず何度も何度もページをめくってしまう。紙質も凄く良くって、良い買い物しました。
 フランス語が分かれば、日本語訳を横に付けたいと思うのだけど、難しいなー。割とお菓子の有名なエピソードを絵本にしてあるので、大体想像出来るんだけど。いいなー、私が子供だったら夢中になってた事間違い無しの絵本。小さい頃からお菓子や美味しそうな食べ物の出てくる絵本は大好きだった。

 中身をチラっと。これはルリジューズのページ。修道女という名のシュー生地のお菓子で、最近ではフランス菓子を出すお店で見かける事も多いです。ワタシはサントノーレ派なので、あんまり食べて無いお菓子だなー。

 タルトタタンのページは、有名なタタン姉妹のエピソード。左手前には黒猫と林檎が置いてあって、右奥のオーブンをペラっとめくるとタルトタタンが入ってます。心配そうにオーブンを見てるタタン姉妹が愛らしい。

 フォレ・ノワールのページでは森の中に山男立ってます。絵が可愛くって、ほのぼの。他にはサントノーレ、パリブレスト、ヴァシュラン、オペラ、ピエスモンテ(クロカンブッシュ)、が載ってます。イギリスバージョンだったらスコーン、パウンドケーキ、ビクトリアサンドイッチ、和菓子だったら桜餅、みたらし団子、おはぎ。と考えたり(笑)。
 amazon.frで購入するのに、ついでにコチラも購入。コンフィチュールの妖精と呼ばれるフェルベールさんの子供用のレシピ「La petite Cuisine des fées」。童話をモチーフにしたレシピが載ってて、これも楽しい本です。シンデレラではくり抜いた南瓜にスフレ生地を入れて焼いた「かぼちゃのスフレ」、ヘンゼルとグレーテルではパンデピスで作ったお菓子の家、赤ずきんちゃんでは病気のおばあさんに持っていくガレット(表紙のバスケットに入った写真)など、楽しい内容です。どれも見せ方が素敵。食べ物を美味しそうに見せるというより、童話の世界観の一場面にお菓子があるっていう感じで楽しい。
 左側のは元々持ってた「不思議の国のアリス」バージョン。映画を見た時にブログで紹介したのですが、カフェでお菓子好きの方から、見せて欲しい、とお願いされた事がありました。が、重すぎてカフェには持っていけないんです。大きいので、置いておく場所も困るので、こちらはカフェではご覧になれないんですが・・。

 これは「Le Bonhomme de Pain d Epice」っていう童話からのレシピなんだけど、この話は知らないなー。他に知らないお話もチラホラ。「Boucle d’Or」という熊が登場するお話では蜂蜜を使ったレシピが色々と出てきます。

 こちらはヘンゼルとグレーテルのページで紹介されてる蜂蜜クレープ。クレープの花に蝶々が寄ってきてる感じになってます。中身が確認出来ないので、amazon.ukやamazon.frで本を買うのはヒヤヒヤしますが、どーしても!というのはユーロもポンドも安い時期なので、エイっと買っちゃう事が多いです。ま、いいよね、経費経費(笑)。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA