お芝居とパンケーキ。

「奥様お尻をどうぞ」inシアタードラマシティ。台風の心配をしつつ9月2日(金)に出かけてきました。満席でございましたよー。
ナンセンスコメディと言ってるけど、大人の悪ふざけと言った方が(笑)。ケラリーノのお芝居の中でも、笑いに重きを置くというか、ほぼ笑いしかない感じ。オープニングクレジットと間に挟まれるアニメーションはモンティパイソンそのもの。好き嫌いが分かれると思うけど、私は好き。後半は悪ふざけが過ぎる、と思いつつ乗っかるべきでしょう、ここは、と大笑いしておく。ワタシの席から1メートルもない激近なところに大倉君が突然現れたり(真っ暗にして、明りが付いたらそこに、という演出)、もはやアトラクションだわ、というくらい、客いじりも多かった。お客さんの膝に座ったり、かなり荒技な事も多々あり。2時間半ずーっと悪ふざけ、って感じなのでダメな人は心が折れるっていうのも分かるなぁ。素晴らしい役者が揃ってるので、前半は勢いで見れちゃうのだけど、どうしても後半は疲れちゃう。そこもちゃんとケラリーノは分かってて「もう、疲れたわー」と観客の心の声すら演出に入れちゃう。
 原発を盛りこんだところはさすがだと思う。ふざけ過ぎてて、社会風刺と言えないところがまた他には無い感じ。今しか出来ない、という意味では物凄く貴重で、今見ないと意味が無いお芝居。なので、DVD化の予約をしてたのを見て、DVD化する意味あるんだろうか、と思ったくらい。1カ月もすれば、この細かな言葉遊びや、登場人物のキャラさえも古くなっちゃう訳だし。
 カーテンコールではケラリーノも登場。12月はナイロンのお芝居があるので、こちらはもうちょいストーリーあるのかな、と。一応、見に行くつもり。

 お芝居の前に腹ごしらえ。梅田大丸の中に出来た東急ハンズのハンズカフェにて、クラシックパンケーキ。シロップとアイスが付いて、バターは既に溶けてパンケーキにしみ込んでる状態。別添えでアイスが付いてるのが嬉しい。パンケーキ自体はあんまり好みの感じじゃなかったのだけど、一人で凄く落ち着けて、本も集中して小一時間読めたし、かなりリフレッシュ出来た。実は、ジャン・ポール・エヴァンも満席で、グロムのアイスを食べようとしたけど、そこも一杯。最終的にハンズカフェに行きついたのだけど、平日の昼間なのに、景気良いですねぇ。やっと三越伊勢丹も新しい大阪駅もルクアも見れて、満足。

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