昨日煮た黒ぶどうジャム、一晩置いたらプリっと固まるハズが、サラっとした液状のまま。ケーキのソースにはバッチリだけど、これではパンに塗れないじゃないか。むむーーー、何故だ??と、去年作った黒ぶどうジャムを開封して、糖度やphを計る。同じ重さの果物と砂糖とレモン果汁で作ったジャムでも、去年のものと固まり具合が違う理由を探る。去年のブドウに比べて一粒一粒の粒が大きくて、皮と種に対しての果肉の割合が多かった事が大きいのではないかなぁ。水分(ブドウ果汁)が多かったという事で、少し煮詰め直す。今日煮る分もあるので、同じ感じの煮詰め具合で仕上げる。
到着する果物は大きさも甘さも酸味も水分も毎回違う。それは当り前で自然な事。去年作ったから大丈夫だわーっと流れ作業のように同じように作っちゃいけないんだなぁ。目の前にある果物の特徴を見極めて、ジャムを作れるようになりたいなぁ。
今晩一晩休ませて、明日の朝に出来が分かる。瓶に詰める時はサラっとしてても、一晩置くとプリっと固まる。空気に触れている上面の部分はそれこそ羊かんのような状態。梅のジャムもそうだけど、一晩置くだけでゼリーのように固まるのが、不思議。どのくらいに固まっているのかをチェック出来るのが次の日というのが、何とも冷や冷やする。さすがに全く固まっていなかった今日のような日は、どっと疲れがやってくる。
気を取り直して月曜のケーキの告知。カボスを使ってカボスメレンゲタルトを作ります。今日は上に乗せるメレンゲを焼いた。まだまだ暑いので、キュっと酸っぱいタルトもいいでしょう。上手くいってれば今日作った黒ぶどうジャムも持っていきます。
昨日の頑張りが報われなくってガッカリしていたところに、お向かいさんからの差し入れ。ソーダのアイスバー。懐かしい味。そして暑い工房作業には有難いー。
『ジャム作り』って、理科の実験的要素がある印象を受けました。奥深いです。
どの世界でも、『日々勉強』ですね。私も見習わないと…
届いたジャム、大切に頂くつもりが開けてしまうとハイスピードで消費してしまい…
パンにヨーグルトにスコーンに大活躍しています。
『パインジャム』そのまま食べても美味しいです!
ムーランも失敗だったし、固まらないし、Wって落ちますよね…。
しかも暑っ…。
(ワタシもムーランなら裏ごしはバッチリかと思いました!)
自然の素材って毎年、というより個々に状態が違いますもんね。
ジャムがプルっと固まると嬉しいですよね~。
1日置いたジャムの成功を祈ってます☆
なかやまさん、ホント、日々勉強です。新たな発見をすると、ウレシイですが、その裏には失敗がつきものなのが、切ないところです。お届けしたジャムが、お口にあったようでとても嬉しいです!
YUZUKIさん、ムーランのような事があるので、なかなか高い道具は試せないです。でも、ジャムはプルっと大成功だったので、今晩はよく眠れそうです(笑)。