伊丹でイギリスのモダンアートを楽しむ。

伊丹市立美術館 去年の今頃は既にスコットランドに降り立ち、旅の始まりにワクワクしていたのだなぁ。書こう書こうと思っていたアレコレも結局、書かないままという旅の思い出もあり、また時間を見て綴っていこう。来年、また行けたらいいのだけど、どんだけ切り詰めればいいのやら、と(遠い目)。とりあえず1本1万円とかのお芝居は、年間10本くらい見てたのを3本くらいに減らし、映画も楽天ポイントで借りるレンタルDVDで楽しみ、洋服や化粧品代は元々ほとんど使わないので削りようがないしなー。楽しく生きてますが、物凄く切り詰めて生きてます(笑)。
 『プライベート・ユートピア ここだけの場所 ─ ブリティッシュ・カウンシル・コレクションにみる英国美術の現在』を見に伊丹市立美術館へ。この展示、年明けに東京でやってて行きたいなぁと思っていたら、4月から伊丹に来たのです。が、伊丹遠いなぁと思っていたら、行かれた方のブログを見て、やっぱり良さそうだから行こう、と初めて阪急伊丹駅に降り立ちました。
 チケットを買ったら、チケットも素敵だった。チケットになってる作品と一緒に撮ってみましたが、このチケットの紙、縁がギザギザになってて凝ってるのです。
 ブリティッシュカウンシル所蔵のコレクションは、特定の展示場所を持たず、常に世界中を旅していて「壁の無い美術館」とも呼ばれているそう。私はモダンアートが好きなので、ものすごーく楽しめました。やっぱり行って良かった。展示の規模も良い感じで、これ以上大きかったら、疲れたかも。展示室の中だけじゃなく、ロビーにもちょこちょこモニター(映像作品の展示)や作品があって、移動しながらもあれこれ楽しめた。映像作品が多くて、20分、30分とちょっと長めのものもあったけど、楽しく鑑賞。

伊丹市立美術館 こちらは「I’m Dead」というプラカード持った剥製の犬。イギリスのモダンアートってダミアン・ハーストみたいなグロテスクなイメージがあったりするのかなぁと思うのだけど、この展示は全部ポップな感じで、イギリスが得意な自虐や皮肉のきいたジョークや風刺的な作品が多かったです。英語が分かった方が楽しめる作品と、英語が分からないと分からない作品がちょっとだけあるのだけど、立体も平面も写真も映像も、それぞれユーモアがあってイギリスっぽいなぁ、やっぱり楽しいなぁと思いながら、のんびりしました。平日の天気の良い日に空いてる美術館でのんびり出来るって、幸せな事だなぁ、と。気温が高い時期は、こういう出掛けたりする時間も出来るので、節約もしつつ、色々と出掛けたいところ。

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2件のコメント

  1. 楽しんでいただけてよかったです。
    17日は確か映像で出してた作家の方のトークがあって、わたしはもう一度見に行こうかと思ってたんだけど用ができて行けませんでした。でもこれ、ほんと楽しい展示でしたよね。
    この美術館の展覧会は、けっこういつもチケットも凝ってます。いい美術館です。

  2. sighさん、伊丹の美術館、初めて行きましたが、お庭もあってゆったりした雰囲気が良いなぁと思いました。sighさんの感想を見なかったら、行かなかったと思うので、感謝です!今後は、伊丹市立美術館の展示もチェックしようと思います。

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