パイ菓子色々。

 明日からの怒涛の仕込みに備えて、チキンカレー仕込みました。12月の日曜カフェ前後も4,5日カレーだったので1カ月の間に10日ほど夕飯のメニューがカレーっていう事になっちゃってるな。そんなに好きな訳じゃないのに、カレー率が高すぎる。
 ガレット・デ・ロワとミルフィーユを連休カフェメニューにした訳で、どうしてもパイ生地の2番生地が出るので、それを使ったお菓子の試作。試作のガレット・デ・ロワで出た切れ端を集めて、伸ばし直し、3つ折りを2回、休ませて黄粉とグラニュー糖を巻き込んで「きなこパルミエ」。

 焼く前はこんな感じ。パイ生地作ったのも初めてなので、パルミエ焼くのも初めて。アンヴェルセ(逆折り)のパイ生地自体は、塩気が強めなので、周りの砂糖はたっぷり目につける。

 使ったのは100%丹波黒豆の黄粉。お餅の横にズラっと並んでた黄粉で、一番良さそうなのをチョイス。

 焼き上がり!かなり綺麗な源氏パイじゃないですかー。ちょっと真ん中に空洞が出来てるのもあるけど、予想したよりいい感じ!食べてみると、甘さが全然足りない!黄粉の味もボヤっと。パイ生地自体が美味しいので、全然食べれるけど。なかなか難しいなー。

 切れ端を細かく切って、グラニュー糖をまぶして焼く、おやつパイ。伸ばし直したり折り直したりもしないので、状態は1番生地。ふっくらしてるけど、甘さが足りないなぁ(と言いつつ、あっという間に食べちゃったけど)。もっとたっぷり砂糖味がする方法は無いものかー。

 今度も伸ばし直して3つ折り2回の生地に、グラニュー糖をたっぷりグルグル巻きにして、カットしていく。このまま焼いたのでは、やっぱり甘さが足りないボヤっとパイ菓子になるので、更に甘味をプラスする。

 両面にグラニュー糖をまぶして麺棒で、グラニュー糖を押しつけるように、ぐいーーっと伸ばす。砂糖でジャリジャリした状態でゴロゴロ麺棒を転がすのです。どう焼き上がるんでしょうか。

 パルミエは広がったけど、コチラは意外と縮むんですね(笑)。やっと美味しー、と思えるパイ菓子出来ました。これは、商品になりそうです。仕込んで、どれだけ2番生地が出るかにもよりますが、カフェの焼き菓子にシュガーパイとして登場予定です。砂糖がキャラメリゼしてガリガリした食感とパイ生地のサクサクした食感があって美味しく出来ました。

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