6月26日(日)「ほなな」で行われる森のいちにち、何を出そうかなーと考えておりました。マフィン、シュトーレン、ラスク、シュケット、ワッフルなど、いつもと違うお菓子を作る機会にしているのだけど、今回はあんまり時間もアイデアもなく、少々尻込み気味。一からレシピを改良する時間が無いので、今まで何度も作ってきたものを、とスコーンにする事にした。
SUGAR TOOTHで販売しているスコーンは、バターを使わずオームの生クリームをたっぷり使ったケーキの後に食べても大丈夫なあっさりスコーン。森のいちにちで販売するのは、発酵バターを使ったいつもと違うスコーンにしよう。
お店を始める前にスコーンの試作はめっちゃしたので、泣く泣くボツにしたものとか、美味しいなーと思ったものとかを、この機会に販売しようかと。しかし、この性格なので、結局再度、試作をするハメになっております。
ひっぱり出してきたレシピは、洋書のレシピ達。日本のレシピより好きなものが多いのです。お菓子のレシピは日本のものを見て作る事も多いけど、洋書を見る事も多い。フランス語とかスペイン語とか分からなくても材料と分量さえ解読できれば何とか作れるもんです。あと、BBC-Foodにもお世話になってます。イギリスの季節のお菓子や料理がアップされるので、創作意欲が湧くのです。
ニューヨークのバーンズ＆ノーブルで買ったマフィンの本(1999年の話)。広辞苑以上に重くて、持って帰るのが大変だったなー。マフィンだけじゃなくて、色んなクイックブレッドのレシピが１００１種類も載ってる。スコーンもたくさんレシピが載ってて、その中で面白かったのが「バッキンガム宮殿スコーン」。レーズン入っただけのスコーンなんだけど(笑)。考え付かない組合せのお菓子もあって、面白い。
試作の時間が無いと言いつつ、こんな事になってます(汗)。粉を変え、配合を変え、具を色々と試し、焼きも焼いて、この先ひと月は試作のスコーンがオヤツと朝ご飯だなー。まだ明日もやるつもりだし。自家製キャラメルを入れたキャラメルスコーンがなかなかに良い出来で、ちょっとエンジンかかりました。こんな蒸し暑い時期にスコーンが売れるんかい、というのは非常に心配なところだけど、楽しく試作進めております！
いや、わたしは暑かろうが湿気が多かろうが、スコーン食べますよ～。バッキンガム宮殿スコーン、食べてみたいなー。個人的には素朴なスコーンが好きです。ああ、近かったら、試作されたスコーンをわけてもらいたいですー（笑）。
なおさん、ホントに試作をするのは楽しいんですが、それを食べ続けるのが大変だったりします。ま、食費もセーブできるので、悪い事ばかりじゃないですが(笑)。バッキンガム宮殿スコーン、インパクトあるネーミングですよねぇ。