京都国際会館の特別見学へ。

 何度も申し込んでは、なかなか実現しなかった国際会館の特別見学、やっとの事で参加出来て、感無量。「新美の巨人たち」で特集されてからは特に申し込みが多くなって抽選になってるそうですが、私はその前に申し込んだ分で参加出来たので、良かった。その前は、先着順だったのだけど、それでも1,2日くらいで埋まってしまうので、私も何回か申し込んではダメ、というのを繰り返していたのでした。そしてやっと申し込めたら、緊急事態宣言で中止になったり。
 海外旅行でヨーロッパとかに行くと、こういう建築内部のツアーに申し込んで、ワクワクしながら参加するのだけど、そういう感じを久々に味わえて、引きこもり気味だった分、余計に楽しく参加出来ました。これ無料でやるなんて、太っ腹すぎ、お金取ったらいいのにーっと思いました。

 外観。何度も見てるけど、なかなか中に入る機会が無くて、一度仕事で入ったくらいで、その時も利用するホールの前の椅子に座って受付してるってだけで、中を見られた訳じゃなかったので、この日は部屋に入る度に、わーー!!と小さく歓声を上げてしまった。

 この柱の斜め具合とか、メタリックな照明器具とか、説明を聞くと、ちゃんと意味があるんだなぁ、と。

 入口入ってすぐの廊下。この向かい合ってくの字に曲がっている壁、上から入る自然光、不思議な空間でいいなー。

 受付の長机も壁と同じようにくの字に曲がっている特注のもの。細部にわたって色んな配慮があって、空間が完成しているんだなぁ。トイレの前のソファとか、そういう何でもなさそうな家具も可愛かったんだよなー。

 舞台の上から見下ろすなんて、見学会でもないと出来ないもんねぇ。壮観。

 上からお庭を見下ろす。梅雨の合間の晴れた日で、ホントに良く晴れてくれました、という日だった。ツアーの最後はお庭に出て、少し自由時間。解散後はお庭を含む自由見学ゾーンは、居残り自由で出来ます。我々はお腹空いてたので、速攻、お昼に行きました(笑)。

 剣持勇デザインの椅子が可愛かったなー。カフェやレストランの割引券やちょっとしたお土産も頂いて、ホクホクで国際会館を後にする。元々好きな場所だったけど、更に好きになった。また秋の紅葉が綺麗な時期にも見学したいなー。

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