京都ツアー、サロンでお茶。

　グルニエドールのサロンから移動して、パティスリー・エスへ。色々な方から美味しいと聞いていたのだけど、なかなか足が向かず初です。
　夕方には売り切れると聞いていたので、土曜だし凄い混んでたらどうしようって思っていたけど、1時前に入店して、ワタシ達だけだったので、かなりゆっくりケーキを選ぶ。イートイン席も全て空席だったので、テーブル席に座ってゆったり。グルニエが寒かったので、膝掛けもある上、温かい店内にテンション上がる二人。サクサクのキャラメルが、サービスで出てきました。キャラメルというよりイギリスのトフィーに似てる。チョコ、ピスタチオ、バニラ。どれもフレーバーがしっかりしてて美味しい。Iさんは帰りにご購入。1時間くらいゆったりしてる間に、あれよあれよとお客さんは増え、満席。テイクアウトを選ぶ方も2重に列ができるほど。お店の場所を尋ねる電話も次々と。凄い人気です。

　メレンゲ好きのワタシなので、ショーケースに並ぶメレンゲ系のお菓子にテンション上がる。イートインに選んだのはムランググロセイユ。フワフワのメレンゲに中はカスタード、土台はタルト。

　Iさんはパリブレスト。しっかりナッツ味のクリームで美味しい！今度はサントノーレキャラメル食べたいねーっと、意見が一致。

　スコーンセットを二人でシェアするつもりで注文。席についてゆっくりしてると「クロテッドクリームが切れてますが、いいですか？」との事。表の看板に大きく写真付きでドライフルーツのコンポートとクロテッドクリームとジャムが付いたセットを見たので、すごく残念。「クロテッドクリームじゃなくてもいいので、何かクリームを添えて頂けませんか」と一応、お願いしてみる(お客さんも他に居なかったので)。奥が厨房だし、きっと乳脂肪分があった方が美味しいスコーンなのだろうから、サワークリームとかホイップした生クリームとかあったら美味しいかなと。一応、奥へ聞きに行かれたけど答えは「添えられるクリームはないです」との事。うぅー、残念。

　と言う事で、ジャムとスコーン。菊型で抜かれたスコーンは黄色くて、綺麗な焼き上がり。卵入りなんだろうな。塩気がきいてる。ちゃんと温めてサーブされてジャムをのせて食べると、さっくりしてて美味しい。帰りに色んな種類のジャムを見て、買おうかなーっと裏面を見ると、ペクチンと水飴が使われている。パティスリーのジャムはトレハやペクチン、転化糖を原材料に見る事が多い気がする。発色が綺麗だったり、安定したりするんだろうなー。でも、そういうのも使いこなすには経験と知識が必要なはず。ワタシはお砂糖と果物だけで作る経験を積もうっと。

　テイクアウトはムラングシャンティキャラメルとキャラメルタルトオランジュ。
　ムラングシャンティは、大抵お店にあると食べるお菓子。エスさんのはキメが粗めでザクザク、屋台のカルメ焼きっぽいメレンゲ。ワタシはサクサクシュワシュワのキメの細かめのが好きなので、エスさんのはちょっと好みから外れる。でもクリームは凄く美味しく、基本メレンゲ好きなので美味しく頂きました。京都ではオーレリーか、トラットリアセッテのメレンゲがとても好き。タルトはキャラメルクリームがとろっとして、とっても美味しかった。

　更にマカロン2種とカヌレ、マドレーヌ2種。マカロンはショーケースにズラリと並んで種類も豊富。バナーヌとキルシュを使ったクリームをチョイス。コックが固過ぎかなーという印象。クリームはとっても美味しい。マドレーヌはマロンとかさくらんぼだったと思うのだけど、表示シールが無いのです。賞味期限が分からないので、その日に頂きました(何を買ったのかも覚えておらず、マロンっぽいね、とかそういう印象でスイマセン)。おへその無いふんわりタイプ。食べやすい味。
　また絶対、お茶しにでもケーキ買いにでも来よう！と思うお店だった。飲み物も紅茶はマリアージュフレールのティーバッグを使ってられるっぽかった。サロン併設のパティスリーなら茶葉をティーポットでと思う人もいるかと思うけど、ワタシは美味しいティーバッグを使ってくれる方が、よっぽど安心と思う方なので、好感持てた。食器も可愛くて、素敵だったし、何より食べたいケーキが他にもズラっと。ケーキから美味しそうオーラが出てるお店、評判良いのが分かるーっという感じでした。京都ツアー、最後もう一件続きます！