東京で遊ぶ!その2。

 雨の中、表参道を後にし、向かうは渋谷。一度食べてみたくて、Kちゃんにお願いしてお付き合い頂いた「どじょう」。だって、食べた事ないもん。世の中には食べた事が無いものは一つでも少ない方がいいでしょう、そうでしょう。という事で、レッツどじょう。美味しいと聞いた駒形どじょうの渋谷支店。ビルの4階でありながら、江戸風情を楽しみたいワタシのようなオノボリさんも満足の雰囲気。結構、ご年配の常連さんが多いなーっという印象。

 まず運ばれてきたのは、どじょう汁と突き出し。どろっとした味噌汁の中には丸ごとどじょう。食べてみると、すっごい甘い。白みそのお雑煮を思い出す味。結構粘度があって、濃厚です。

 二人とも同じどじょう定食にしたので、同じのを2枚平らげる。時々割りしたを入れながら、食べる。すき焼きっぽい味で、どじょうのクセも無いし、骨も柔らかく美味しい。ご飯の上にのっけて丼っぽい感じでワシワシ。お腹いっぱいで満足満足。


作家:吉岡徳仁  
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。

 渋谷から移動して向かった先は六本木ヒルズ。スカイビューでは東京タワーを背景に写真が撮れるハズが悪天候だわガスってるわで、真っ白。すっごく目を凝らしてやっと自分の目で東京タワーが確認出来る感じ。勿論、写真になんぞ映るハズもなく。Kちゃんとパンフレットは青空で綺麗ねぇ、と何度も言い合う。
 森美術館で行われているネイチャーセンス展へ。最初に現れた吉岡徳仁さんの「スノー」は、情熱大陸で見ていたので、かなり期待していた。そしてその期待を裏切らず凄い迫力。何分間隔かで中のプロペラが動き、羽をダイナミックに吹き上げ、吹雪を演出する。ずーっと見てても飽きない。何と300~400kgの羽毛が使用されていると。

作家:吉岡徳仁  
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。

作家:栗林隆  
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。

頭上に和紙が貼られていて、自分の身長より低い部分が多いので、しゃがんで移動して、ところどころに空いた穴を覗いていくと、白樺のような木々の林が。自分がモグラがリスになったような気分に。低い位置でお互いを撮り合い、楽しむ。東京では美術館で4つの展示を見たけど(岡本太郎記念館含む)、このネイチャーセンス展が一番面白かったし、楽しかった。11月7日までで、残り少ない日程ですが、お近くにお住まいの方は是非。

作家:篠田太郎  
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。
 
この作品は天井から逆さにしたペットボトルみたいのがつり下げられてて、数分置きに一斉に一滴の水が落ちて、下の水面に綺麗な波紋が出来る。東福寺の枯山水のお庭から抽象化されたとの事。水が一滴一斉に落ちる度、見てる皆が「ふぁーーー」と、言葉にならないため息のようなものが出て、何とも不思議な雰囲気になります。何度かトライしたけど、落ちた水滴の波紋を撮る事は出来なかった。それだけ本当に一瞬の出来事。
 他の作品どれも面白く、見やすい展示方法だった。結構すいてた上、音声ガイダンス貸出が無料というのも嬉しい。でも無料だと有難味半減で、あんまり真剣に聞かないという(笑)。まだ一日終わらないんだけど、とりあえず今日はここまで。

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