ラストフラワーズ鑑賞。

ラストフラワーズ BBCラジオのジョニー・マーライブを聴いた後で、モリッシーのがん治療の話題を知る(ラジオで話題になってた訳じゃないです)。11月のロンドンライブ、皆きっと楽しみにしてるだろうけど、大丈夫かな。いやしかし、ジョニーが歌うスミスの曲もいいもんです。そしてジョニーの話声が心地よくて、インタビュアーの女性が話し出すと、んもう!と思いながら(笑)。1時間くらいのお話の語りCDとか出たら買いますよ、私。

 大人の新感線「ラストフラワーズ」シアターブラバにて鑑賞。すごーく良い席で前から4列目で真ん中通路側。役者さんが花道代わりに通路をビュンビュン来られるので、至近距離で皆さんを見れてホント良い席でした。最近、お芝居の席運は良くって次回のナイロンのお芝居も前の方。肉眼で誰か分かる距離で見る舞台っていいなー。
 松尾さん脚本のいのうえさん演出、音楽はスカパラ。演者も大人計画と新感線が半々な。外部からは小池栄子さんくらいかな。豪華なんだけど、ちょっと中途半端な感じも否めないというか。どっちかというと大人計画寄りな感じはしたけど、やっぱり新感線的な殺陣とかは入るし、まぁ無難にまとまっていたのかなぁと。群像劇で2役受け持つ役者さんも多いし、アチコチ話が飛ぶので、最終的にどう繋がるのかなーっと思いながら忙しく見てたら疲れたー。久々に河野さんがいっぱい活躍されてて感傷深かったです。大人計画は女優陣の出演が少なかったので、猫背さんとか伊勢さんの出る新感線見てみたかったなぁと。
 まぁやっぱり松尾さんの書くお話は、私にはちょっと分かりにくいところが多いのだよなぁ。かの国ってこう見ると滑稽だよねっていうスタンスで書いてるのか、単に馬鹿にしてるのか。まぁ単に馬鹿にしてる方が見てる方は嫌な気持ちにはなるんだろうけど、どうなんだろうなー。異端だったりマイノリティに対しての愛着と嫌悪と両方があるのかもなぁとか。ふくすけを見てる人とそうじゃない人とは、感じ方が違うかもしれないけど。紙ちゃんのタンバリンが凄かったとか、源ちゃんの歌が素敵だったとか、最終的にそういうのしか残らないお芝居は、あんまり好きじゃないので、今回のはちょっと期待はずれだったところはありましたが、まぁお祭りという事で、それなりに楽しみました。
 しかし遅れてくる人と携帯の電源を切ってない人と、芝居の途中に何か食べたり飲んだりしだす人が、必ず居るんですけど、どうにかならんのでしょうかねぇ・・・。遅れてくる人ほど携帯切ってなかったり、座った後もゴソゴソし続けたり、いやもう1万円以上するチケット買ってるわけですから、集中して見せてよーっと思いますです。そして私の後ろの席のキャッキャ女子達がずーっとお芝居中しゃべってて、何故面白いのか分からない子に説明したり、源ちゃん出てくる度に「可愛いー」と笑い合うとか、全く静かにならなくって(ホントにずっと喋ってるのです)、家で見てるんじゃないんだからお芝居中は喋っちゃダメって誰か教えてあげて欲しいものです。
 チラシ見てるとアレコレみたいお芝居は出てきたのだけど、どうしようかなぁ、あと1本くらい見てもいいかもなぁ。あまりの円安に来年のイギリス旅行、尻込み中なので。円高に戻るといっても消費増税後だろうし、もうちょっと先延ばしにすべきか。外に出た方がいいな、という精神状態なので、思い切って行くべきなんだろうけども。また台風がカフェにかぶるようなので、もう色んな事が消極的。

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