ダートムーアで夢見心地な散歩道。

 この記事だけ写真を大きめにしてるのは、小さな写真よりも私の見たものがちょっとでも近い感じで伝わればいいなぁと思ったから。Buckfast Abbeyからバス停までの間にfootpathがあって、この辺の地図も持ってないし、全くどこへ出るか分からないので、ホントは行かない方がいいのだろうけど、もう行かない訳には行かないでしょう、という雰囲気だったのです。
天国の入口ってもしかしたらこんな感じ?みたいな。もう今日は帰れなくても仕方ない、私はこの先の風景が見たい、という気持ちが勝ってしまった。小一時間歩いたけど、行けども行けども同じような雰囲気で、自分がどこに向かってるかも分からない、不思議な感覚だった。無事に大通りに出れて、帰りのバス停までたどり着けたので、今日は本望。日曜でバスが動いてなかったら、きっと私はこの場所に来なかったハズなので、不自由な事も少しはいい方に動いたのかも。勿論、トーキーやTotnesには行きたかったけどね。小一時間の散歩は誰とも会わず、ただサワサワと風に木々が揺れる音と、鳥の鳴き声だけで、ホントに私が歩いているのはこの世なんでしょうか、という夢見心地な時間でした。

 ちょっとだけ夢見心地な散歩道のおすそ分け。もう散々行き先が分からないfootpathや山道や野原は歩いてきたので、ここでは不安な気持ちはほとんど無くって、どこに行くのかなーっと漠然と思いながらただ前に進むという感じ。曲がって新しい景色が来る度に「わぁーーー」っと声にならないため息を付きながらの楽しい時間でした。

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2件のコメント

  1. 写真だけでも、肺の中まで緑になりそうです。
    こんな場所で深呼吸したい!

  2. sighさん、なかなか行けないような場所なので、写真で楽しんで頂けたら嬉しいです!

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