7月2日(月)のカフェのケーキは「あんずの焼きタルト」です。長野県から届いたあんずをたっぷり乗せて焼きます。甘酸っぱくって美味しいですよー。あんずはほんの短い収穫時期のお楽しみなので、今年もまたこの焼タルトがメニューに出来て嬉しいです。
　ご予定がお決まりの方は是非、アンケートにご協力下さい。ケーキの仕込み量の目安にさせて頂いてます。
[poll id=”49″]

　youtubeだと連続ドラマは途切れ途切れになるので、途中で諦めちゃう事も多いけど、BBCで放映されてる「The Little Paris Kitchen」は、youtubeで30分番組が途切れず見れたので、１エピソードずつ見るのが楽しかった。ケーブルテレビ入ってたら色々と見れるんだろうけど、契約とか面倒そうな上、そんなにテレビ見ないだろうなーと、有難くyoutubeで楽しませてもらってます。6回分で全てなので、全部見ちゃった今では何度もお気に入りの回を見て楽しんでいるのだけど、とても素敵な料理番組なのです。パリの小さなアパートの小さなキッチンで作られる料理と、合間にパリの街(時々郊外も)で超有名どころのブーランジェやパティスリー、魚屋さんや肉屋さん、チーズ屋さんなどで繰り広げられるプロフェッショナルとのやりとりもまた楽しい。
　料理をするレイチェルは、元々ファッション業界に居たので、ファッションも料理番組と思えないほど楽しい。ほとんどエプロンをする事もなく、真っ赤な口紅も鮮やかで楽しそうにクルクル回る表情で料理する姿が素敵。黒髪のスカーレット・ヨハンソンな雰囲気で美人な上、表情が豊かで、ちょっとぽっちゃりなのがまたいい。オーガニックとかローファットとか無しで、楽しんで美味しい料理を自分流に作ってる姿が清々しい。レイチェルについては、コチラで詳しく書かれてます。
　調理に使うボウルなんかホーローの洗面器でハゲたり欠けたりしてて、サビとか大丈夫？？とか最初は思ったのだけど、毎回出てくると、ちょっと欲しくなっちゃってる不思議。ブロカントな道具ばかりじゃなくて、キッチンエイドや高性能なデジタルの温度計なんかも使うし、ナイフはGLOBAL(うちのと一緒だ！)、ゼスターも良いヤツ使ってるので、ちゃんと全部の道具を吟味して選んで使ってるのだと思う。使いやすさだけじゃなく、自分のアンテナで選んだ好きが溢れてる物に囲まれた小さなキッチンで、オリジナリティ溢れる美味しそうな料理やお菓子が作られていくのが、たまらく楽しい。道具にも料理にも愛があって、見てて何とも幸せになります。
　毎回マッチで火をつけなくちゃいけないコンロ、小さな冷蔵庫(冷凍庫無し！)、食器も毎回スタイリングされたものじゃなくて、彼女の小さなキッチンの中の持ち物を使うので何度も同じものが出てくる。ココット無いからティーカップで代用、な時も出来あがってみると素敵になっちゃってるマジック。冷蔵庫の中も整理されてなかったり、時々映る部屋もごちゃっとしてたり、あららーっとつい微笑んでしまう。
　熱く語り過ぎましたが(笑)、とりあえず30分の番組貼るのも何なので、ラズベリーの中にレモンカードを入れるというアイデアが凄い、と思ったマドレーヌの部分をご覧下さい。英語が分からなくても楽しいと思います。

　あとイギリスでDVDを買う！と心に決めてるのがITVで放映されてる「Downton Abbey」。youtubeでは切れ切れだし、綺麗な映像でどっぷり見たいのです。アマゾンUKでも買えるのだけど、イギリスでのお買い物の楽しみ、という事で(レイチェルの料理本も買いたいなー)。
　時代設定は100年前の1912年で、お屋敷の使用人のお話。イギリスでも凄い視聴率だそうで、やっぱりね、そうだよね！という感じ。今のところシーズン２まで放映済みでこれからシーズン３が作られるみたい。日本でもケーブルテレビで放映されてるのを聞いてちょっと揺らぐのはいつもの事(笑)。
　予告編のCMですが、これだけで番組のクオリティの高さが伺えますよね。映画でしょ？みたいな。留学時代は超テレビッ子でしたから、イギリス旅行はテレビ観賞も楽しみだったりします。夜はテレビにかじりつく予定(笑)。