おやつ色々。

 うぅー、時間が足りないねぇ。一日が終わるのは一瞬で、一週間経つのも早い。もう、明日は日曜で明後日はカフェ。まぁ、日々コツコツ頑張っているので、報われる日は来ると信じて、おやつを食べよう。焼き立てマロンフィナンシェ。ほんのり温かくて焼き目がカリっとしていて何ともオイシイ。

 以前、カフェで頂いたベノワのスコーン(冷凍しておいたのです)。疲れた日のご褒美として、クロテッドクリームと一緒に。イギリスではジャムファーストという言葉があり、スコーンにはジャムを最初に塗って、そのあとクリーム、が正しいとされている。温めたスコーンにクリームを乗せるとみるみるうちに溶けちゃうので、ワタシもジャムファーストの方が美味しいと思う。ジャムは苺&ルバーブ。

 いぐりすももジャムでも。いぐりすももジャム、とっても気に入っていて、自作ジャムの中でも1、2位を争う消費っぷり。クリームチーズを塗ったバゲットに合わせるのが好きなのだけど、スコーンにもピッタリ!

 こちらもカフェで頂いたアンリ・ルルーのキャラメルロリポップ。これはフランボワーズ。底面にちゃんとルルーのロゴがプリントされているところが芸が細かいなぁと。

 フリアンディーズのデニッシュ。お芋とキャラメル林檎(右)とチェリーカスタード(左)。こちらのデニッシュはすっごく手ごろな値段なので、1個でいいのについ2個買ってしまう。多すぎるオヤツだった。
 明日は張り切ってカフェの仕込みに集中予定。25日のカフェはテイクアウトの焼き菓子が充実しています。なぜなら、写真撮影用に、色々焼いたから。撮影には3,4個しか使わなくても1単位焼かなくちゃいけない訳で、かなり山盛りの焼き菓子が出来てしまう。フルーツケーキもショコラフルーツケーキもショコラマロンフィナンシェもマロンフィナンシェもその他色々ありますので、カフェでお茶をする時間の無い方も是非、お立ち寄り下さい。

金柑作業を黙々と。

 久々に新作ジャムにとりかかる。素材はきんかん。金柑、キンカン。あぁ、気が遠くなる程に金柑山積み。小さいしコロコロ転がるし、手はかかるし、ひぃひぃひぃ。首が肩が、がっちがっちに。
 金柑ジャムは作った事が無い。初めての素材で作るジャムは一通り、試作をする。今回は、「下茹でしてから種取りして刻んで煮る」「生のまま種取りして刻んで下茹で無しで煮る」「生のまま種取りして下茹で刻んで煮る」「丸ごと茹でて、煮て裏ごしして煮る」の4タイプのプロセスにトライ。作るプロセスが決まったら、砂糖の量、煮詰め具合などを決める。商品が出来るまでには、結構な労力と材料費がかかる。でも、これがなかなか楽しい。先生や師匠は居ずとも、自分で亀の歩みながら進んでいると思える時間。

 生のまま、ヘタを取って半分にカット、そして種取り。加工用の金柑って小さいものも多い。半分にカットするだけでも気が遠くなる作業なのに、さらに、竹串で一つ一つ種を取っていくというゴールははるか彼方の作業。近道は無い、一つ一つ頑張りましょう。

 金柑の種なんてジックリ見た事なかったけど、翡翠色で綺麗。ピスタチオみたい。水に漬けておくとヌルっとしたペクチンたっぷりの液体が出来る。それを使うかどうかは、試作のジャムを食べてみてから。

 カフェのケーキ用に金柑の甘煮を作る事にする。タルトかチーズケーキかに使う予定。半割のまま、砂糖をまぶし、弱火でコトコト。じっくり砂糖を浸透させる。

 ツヤっとプリっと出来あがり!何に使おうかなー。こうして美味しそうに出来あがると、種取りの苦労が吹っ飛ぶんだよねぇ。

 さぁ4種類のジャムの試食。生のまま煮るのは果肉の部分がヌルっとしてあんまり美味しくないなぁ。下茹でしてから煮る2種類は、そんなに大きな違いが無い出来あがり。作業は下茹でしてから種取りした方が楽かな。一番いいな、と思ったのが裏ごしタイプ。お湯で割って飲んでみたら美味しかったし、バゲットに塗ってもちゃんと主張してて、いいなーっと。

 角食でも試食。皮を均等なサイズでカットするのはムズカシイ。よし、裏ごしチョー大変だけど(物凄い力仕事)、裏ごしタイプでいく事にしよう。週明けのカフェで販売出来るかなー。ウェブショップではちょっと先になるかもです。週末は金柑作業、ガンバリます。

一品持ち寄りで作ったもの。

 先週末、カフェでお世話になっている「ほなな」にて、新年会がありました。1品持ち寄りだったので、グジェールを作る事にした。手づかみで食べれるし、お酒にも合うしいいかなーっと。次の日がカフェだったので、仕込みがあるし、どうしようかなーっと思ったのだけど、こういう仕事をしていると人と出会う機会も無いので、ちょっと時間は遅れてだけど参加する事に。
 グジェールとは、シュークリームのシュー生地にすりおろしたグリュエールチーズを混ぜて焼いたもの。今回はちょっとアレンジして、具入りにしたので見た目がたこ焼きっぽくなってしまった。

 まず、桜海老を細かく刻む。桜海老は良いダシも出るし、香りもいいので、炒め物なんかにちょっと入れるとオイシイので常備している。

 以前、きりちゃんに貰った四万十の青さ海苔。天ぷらにしたいなーっと思いつつ、油ものをする気になれず、未使用のままだったのだ。水で戻して、ギュッと絞って使う。

 水でもどしたら想像以上に増えた(笑)。刻みましょう。細かく刻まないと絞り口に詰まるので、ここは丁寧に。

 シュー生地を作り、桜海老、青さ海苔、チーズ(今回は粉チーズ使用)を入れる。卵2,3個使うシュー生地のレシピならチーズを50~60g加えるだけ。絞った生地の上に塩コショウをして焼きあげる。今回のだったら七味を振っても良かったかも。

 小さめに絞ったので、焼き時間も短め。熱々をつまんだら、美味しくて止まらない。新年会ではワインに合う、との言葉を頂く。

バレンタインとかギフトとか。

 いやー、楽しいです、チョコレート作り。しかし、製造工程を写真に撮るのは無理。チョコまみれなもんで。慣れない作業なので、子供の泥んこ遊びか!ってくらいにチョコまみれ。でも、楽しくって、試作が止まらない(他にやる事あるだろー)。昨日の柚子しょうがトリュフ、少々改善の余地あり。ちょっと長い道のりになりそうなので、来年に持ち越す事にする。
 ショップで販売するのは自家製柚子ピールと自家製柚子リキュールを使用した「柚子トリュフ」と、自家製ラムレーズンを使った「ラムレーズントリュフ」の2種。柚子トリュフはスイートチョコレートがベースで、ラムレーズンはミルクチョコがベース。出来たてのトリュフは美味しくて、口内炎が出来るほどに食べてしまう。イカン、いかん。

 仰々しく箱に入れてリボンをかけて、というようなショコラティエのボンボンとは違います。気軽にポイポイ口に運んで下さい。キャンディー包みにして、ラベルで止める。うん、なかなかカワイイじゃないか。

 2月11日発送の焼き菓子は、バレンタイン仕様のものを登場させる予定。スノーボールもバレンタインセットのものは、ハート型のを一つまぎれこませたりしちゃおうかなーっと。試しに作ってみたら、物凄く時間がかかった(笑)。でも、慣れたらもうちょっと手際よく作れるハズ。

 ウェブショップで販売している焼き菓子やジャム、スコーンを詰め合わせて、ギフトにも。メールでご相談頂ければ、お値段、内容など色々考えさせて頂きます。写真のギフトでジャム、マロンフィナンシェ、ジャムクッキー、スコーン2個入りが入って1575円。ご希望発送日より、2週間前までに内容が決まれば、対応出来るかなーっという感じなので、余裕を持ってご相談頂ければ、と。

 こちらはジャム3瓶、スコーン2個入×2セット、パートリッジの紅茶を入れた「アフタヌーンティーセット」3360円。まとまった数であれば(3,4セット以上くらい)、水曜以外の発送日でもご相談下さい。引き菓子やプチギフトなども、お気軽にご相談下さい。
メール:store@sugar-tooth.jp

カフェでの頂き物とチョコの試作。

 1月18日のカフェ、一日ピークはなく、ゆったり。有難い事に、そんな中で頂き物。いつも日曜や祝日の営業に来て下さるA様よりコンフィチュール・エ・プロヴァンスの「銀座ジンジャー柚子」。東京からのお土産。有難うございます。素敵なメッセージも頂き、感激。チョー可愛いカードも。

 オイシイと聞き、早速お湯割りで頂く「銀座ジンジャー柚子」。おーいーしーい。柚子と生姜のシロップで、ソーダやお湯で割って飲むらしい。体も温まるし、何よりさっぱりオイシイ。グビグビ飲んで、シャッキリ!

 お久しぶりのいち様より、パンデュースのパン。大変な時期なのに、本当に来て頂く事も感激なのに、たくさんのパンまで!バゲットとラスクとパンショコラに野菜のタルティーヌ。大好きなものばかりです。有難うございました。また、落ち着かれたらお会い出来ると願っております!

 そして早速、野菜のタルティーヌを頂きます。上の白菜のは以前食べて感激したもの。ベシャメルと白菜と生姜にチーズという、何とも不思議な組み合わせが最高にオイシイ。下のはトマトの輪切りが乗ってると思いきや、カブ。みずみずしいカブとチーズとパン、この組み合わせもおもしろーい!

 お久しぶりのはたこさんより、イルギオットーネのサンドイッチを。フォカッチャに挟んであるポテトサラダは塩漬けの豚肉が入っててボリュームたっぷり。ご馳走様でした。

 柚子ジンジャーシロップ、あんまりオイシイので、頂き物のサンドイッチやパンとともに飲んでたら、瓶の半分くらいまで減ってて、慌てて鞄にしまう(笑)。美味しすぎて飲む度に濃度が濃くなっていくという。柚子とショウガ、いいなーっと思い、早速、次の日、柚子としょうがを使ったトリュフを試作する。

 柚子とショウガをミルクチョコ(左)に合わせたのと、ダークチョコに合わせたの(右)。ダークチョコの方には柚子チェッロを効かせた。左のタッパの上のはフィヤンティーヌとアーモンドの大人のチョコフレーク的なもの。オイシイけど、見栄え悪過ぎ。トリュフは一日置いて明日、試食して大きさ決めたり味の調整出来れば、と。

 トリュフはポイポイ気軽に口に入れてもらえるように出来たらなーっと思い、キャンディー包みにしてみた。堅苦しく箱に入れて、高価なものにするより、ワタシらしいかなと。ちゃんとした箱に入れると箱代の為に1粒200円とか、恐れ多い値段になっちゃうんで。どうかなー、今年のバレンタインに間に合うかなー(脂汗)。