去年、京セラ美術館でYBA展をやるって聞いてから、ずーっと待ちわびていた訳なので、早速、休み明けの7月初旬に行ってきました。めっちゃ良かった。90年代ロンドンで出会った友達と佐世保で再会したすぐ後だったからなのもあって、色んな感情が出てきて、いるもより見て回るのに時間がかかりました。
入ってすぐダミアン・ハースト、フランシス・ベーコンもあって、ヴォルフガング・ティルマンスやジュリアン・オピーの有名な作品も、その他作者の名前を知らずとも見覚えがあったり、見た事無い作品でも、そのバックグラウンドがするりと入ってくるものが多い。
ロンドンの地下鉄路線図の駅が有名人の名前になってるのだけど、私が住んでた駅は誰かな、路線が交わるハブ駅は重要な人の名前だったりするのかな、などとじっくり見てしまう。
クラブ音楽はそこまでだった私でも、いくつか好きな名前があったりするので、聞いたこと無いのは調べて後で検索してみようかな、などと思いながら、系譜をたどる。
デレク・ジャーマンの「運動失調・エイズは楽しい」。しばらく絵の前を動けませんでした。エイズで亡くなる1年前に描かれた作品。こんな力強い作品が、静かなダンジネスという地で創作されていたと思うと、胸が痛くなる。彼は52歳で亡くなったのだ、私の今の年齢。彼が亡くなった1994年に私はロンドンに渡ったわけだけど、あの頃のロンドンはすごく浮かれた空気の中にあって、その空気を思い出しながら、エイズは楽しい、というタイトルを付けた彼の思いを想像する。
映像の作品も多く、一部調整中のものもあったのだけど、お値段以上に楽しませてもらったと思う。
チラシもチケットも今回は残しておこうと思います。