9月のカレンダー。

 9月になってしまいましたねぇ。1年の3分の2が終わってしまい、無意味に焦りがこみ上げてきます。
 さて、恒例の9月のカレンダー。写真の中にSUGAR TOOTHのロゴが隠れていますので、探してみて下さい(写真をクリックすると写真が大きくなります)。

 写真はパリのオペラ座。2007年夏に行った時の写真です。その時の模様はコチラでどーぞ。パリに初めて訪れたのは、16年前の20歳の頃。ロンドン留学時に学校が休みの時期に、コーチという深夜バスで。以来、何度も訪れているけど、久々にベタな観光をしてみたら、なかなか楽しかった。と言っても、エッフェル塔見たり、オペラ座行ったくらいだけど。パリで一番、色々と観光したのは21歳の時、スペイン人の友人パロマと一緒にフランス人のロホンを訪ねて行った時。ロホンの家に泊めてもらって、ひたすらロホンがガイド役になって、色々と連れてってくれた。ノートルダム大聖堂でベルの中に入って写真を撮ったり、凱旋門にも上ったし、美術館やら、サクレクール寺院やら満喫しまくり。フランスの家庭料理も楽しめたし、学生達が集う観光客が行かないレストランにも連れてってもらえて、本当に良い思い出。あ、あと歩き食べに買ってくれたワッフルに杏ジャムがたっぷりのってて、それがすっごい美味しかった。「何て言って注文したら買えるの?」とロホンにしつこく質問した覚えが(笑)。

 しかし、その前の20歳の初パリは散々で、2日目に財布をすられ(クリニャンクールにて)、ショックでその後、南仏に行ってもあんまり楽しめなかった。パリからニースへの夜行寝台列車も一番安いのだったから、3段ベッドが両壁に付いてる6人用のコンパートメントで(しかもワタシ真ん中のベッド)、全く眠れず。トイレにも怖くて行けないし(財布をすられた後では、自分の荷物から離れる事も怖いものです)、相当、神経すり減らして夜を明かした。
 ニースでは、床も壁も天井もコンクリートで、小さな洗面台が一つと小さな窓が部屋にあるだけ、パイプベッドは寝返りの度にキシキシ鳴る、ここは監獄ですか?という強烈な超格安ホテルに泊まった。ホテルの前にいつもホームレスの人が居て、ゴミ置き場からワインの瓶を物色してたりするのだけど、3日目の朝にチョコレートをくれた。そんなに物欲しそうだったか、財布をすられたワタシ、とか思いながら「メルシー」と受け取った。良い思い出は近代美術館と丘の上のシャガール美術館が素晴らしかったという事と、丘の上からの景色が綺麗だった事くらいかなぁ。何も買ってないし、食事も1日1回、常に残りの現金を気にしながら「パリまで帰る電車賃とロンドンへのコーチの切符は絶対に守らねば!」という緊迫感の元に行動。もう出来ないな、ああいう感じの旅行は(笑)。
 その後、大好きな友デルとの出会いで、南仏には何度か訪れつつもニースは素通り、いつも鷲巣村を転々をして過ごす楽しい旅が出来ている。お財布をすられたり、危ない目に遭ったりっていうのも、その後無いので、一人旅を始めた最初の方で経験した事で、防犯意識とか旅の心構えみたいなものが出来たんだろうな、と思う。

と、またまた話しがそれまくりですが、答え合わせ。

 
 写真をクリックすると大きくなります。今回はオペラ座の雰囲気に溶け込むよう、ボワーンっと漂っておりました。来月もお楽しみにーー。

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2件のコメント

  1. 私がパリに行ったのは今から10年ほど前、今と同じでモラトリアム期間で(笑)。
    そのときは、バルセロナ⇒パリ⇒ロンドンと2週間ほど旅しました。

    パリはモンマルトル地区が好きですね。下町っぽい感じが落ち着きます。
    パリから足を延ばして、モンサンミシェルやディズニーランドへも行きました。
    ここ数年は、乗り継ぎでシャルルドゴール空港を利用するだけで、
    パリ市内へはすっかりご無沙汰です。(というかヨーロッパ自体3年行ってません…)

    今日、早速ジャムが届きました。見ただけでうっとりしてしまいます♪
    大切に頂きます。ありがとうございました!

  2. なかやまさん、ワタシも最後にヨーロッパに行ってから3年以上経ちました。1ユーロ170円の頃に行ったので、今の円高に歯ぎしりしております(笑)。ジャム、無事にお届け出来たようで良かったです。お口に合いますように!

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