京都メトロでジェイク・バグ。


京都メトロでジェイク・バグのライブがあると知ったものの、チケット販売開始から1週間くらい悩んでて、もうさすがに売り切れてるはず、余ってたら行く、とイープラス見たら、え?まだあるの?とチケットを買ったのだけど、引取りに行ったら整理番号が24番?!え、50人くらいしかお客さん来ないんじゃないの?そっくりさんじゃなくて本物が来るんですよね?みたいな、不安な気持ちになりつつの当日。結局100人は居たと思うけど、それでも大阪の会場は梅田のクアトロで完売してたみたいだから、規模は3分の1以下というか5分の1くらい?とにかくこんな小さい会場でジェイク・バグ見れるってなかなか無いはず。
 今回はアコースティックライブって事で、ステージにはジェイク1人とギター1本のみっていうシンプルさ。セットリストもざっくりで、リクエストを聞いたり、どうしようかなー何やろうかなーっ「次の曲は僕が決めていい?」って言いながら(いいに決まってんでしょうが)、次々とたくさんの曲をやってくれて、しかもめっちゃくちゃフレンドリーな雰囲気で。こんなにお茶目な人でしたっけ?何かのインタビューで「そう見えないかもしれないけど、ライブでは楽しんでるんだよ」って言ってて、もっと素っ気無いのかと思っていた。マイクに通さないスタッフとのやりとりが聞き取れるくらい近い距離。メトロに行った事ある人なら分かるステージとの距離。どんだけ凄いラッキーかという事を感じるためにイギリスのフェスの動画を貼ってみる。凄いでしょ。イギリスでは、この観客が大合唱するくらいの認知度なわけです。ちなみにこの時まだ19歳(今24歳)。
 ジントニックをガブガブ飲みながら、オーディエンスとのやりとりを楽しんでて、本当にナイスガイという以外に言葉が無い程の人柄。「今、2箇所間違っちゃった」「また今の曲で間違った」とわざわざ申告するんだけど、言わなくてもバレるくらい「間違っちゃったよーん」って顔しながら歌ってるの(笑)。可愛すぎる。目の前のお客さんのスマホのライトが光ってしまって慌てて消しても「いいんだよ、何も見えないからライトが助かる」ってフォローする優しさ。
 
 私がジェイク・バグを知ったのはノエル・ギャラガーのオープニングアクトでツアーに帯同するニュースで(6年くらい前、しかもストーンローゼズのオープニングアクトもやるって!)。ノエルは色んなインタビューで褒めてたし(その後めっちゃディスる訳ですが)、18歳とかそこらでこれだけの規模のライブに出ちゃうって、どんな人なんでしょうか、っていう。
 チケット取ってからはアルバムも聞き込んで予習してったのだけど、生で目の前で歌われると、圧倒的な声の強さに心を奪われる。1篇の短編映画みたいな世界観が1曲1曲にあって、凄いなぁ。ギター1本という力量が問われる状態で、ホントにギター1本と1人でやってるの?っていう厚みが。バンドで演奏してもペラッペラの音楽もあるのにねぇ。曲が終る度にため息が。

こちらはロイヤルアルバートホールの(即完売だったという)ライブに、私が敬愛するジョニー・マー様がゲストで出たときの。私は部屋にジョニーのサイン入りポスターを飾るくらい好きなんで、これはジェイクが羨ましい(笑)。ジョニーもインタビューでジェイクの事を褒めてて、ノッティンガム出身ながらマンチェスター勢のサポーター多いわねって。この曲もメトロのライブでギター1本でやってくれたけど、マジでギター1本ですか?っていう迫力だったなぁ。好きな音楽については書き出すと止まらないのだけど、ライブに行くと、やっぱりライブはいいなぁと。ちなみに何と何と5月にthe cribsがメトロでライブをやるという事で、チケットまだあるみたいなんで、行くべきか悩み中。意外とメトロでもイギリスのミュージシャンがライブやるんだなぁ。ジェイク・バグは次回の来日も是非行きたいなぁと。

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2件のコメント

  1. 朝からステキな迫力あるかっこいいライブ映像、音楽を聴かせてもらいましたー!私も先日エドシーランの追加席チケットがライブ前日の夜に取れてラッキーでした。いつも音楽聴きながら仕込み等されてるのでしょうか?音楽は生活に欠かせませんよね。

  2. れぇぇこさん、ケーキを焼く時はオーブンの音や換気扇の音であまり音楽が聞こえないのですが、クッキーを包装したり、ラベル貼りなどの作業中は音楽をかけてます。好きな音楽をかけながら仕事が出来るのは幸せな事だなぁと思います。

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