20年経っての続編。


「トレインスポッティング2」何とか映画館で鑑賞。続編が撮影中と聞いて、どんなに酷評されてても映画館で見る、それがダニーボイルへの恩返し、くらいの寛大な心でおりましたが(そんなに期待もしてなかった)、意外な程に前の空気感そのままな出来栄えで、満足でした。20年経とうが、ずーっとどうしようも無い奴らなんで、ちょっと微笑ましいくらい。年月経って大人になって教訓じみた事を言われたり、変に更生していったりするのも違うし、かと言ってただベロベロのジャンキー状態を終始見るのも疲れるだろうし、っていうところを上手い話に仕上げたなぁと。音楽も前作ほどのキメ曲はなくても、同じ路線な曲を繋げて、前作の音楽や映像も織り交ぜて、ホントに良い感じにまとまってて、楽しかった。
 前作を見たのは公開時に留学していたロンドンで。でも字幕が無かったので、あまり細かい会話が分かってなくて(めちゃくちゃ訛ってんの、聞き取れないの!)、原作の小説を買ってトライしてみたのだけど、まースコットランド訛りそのままの綴りで書いてあるので、読めないという。日本語を勉強している外国人が、関西を舞台にしたものとか、東北を舞台にした小説で、方言ばっかり喋ってるものは読みづらいだろうなぁ。
 公開当時のロンドンはブリットポップと、スパイスガールズやテイクザットとトレインスポッティングと、エンターテインメントが盛り上がってる時期で、面白い時代だったのです。ダニーボイルはその前のシャロウグレイブを映画館で見て、イギリスでも凄い才能ある監督がデビューした!って盛り上がってたのです(ちょっと前にタランティーノがアメリカで出てきて、イギリスでも!みたいな)。私も、凄い面白い映画撮る人が出てきた!って興奮したのを覚えてます。色々撮って、アカデミー賞も撮ったのに、またこういう映画を撮ってくれるのは凄い嬉しいなぁ。
 今年に入ってララランドは見たのだけど、まぁなるほど、という感じで(素敵な映画だったけど、期待しすぎた)。あとは美女と野獣とムーンライトを見に行きたいのだけど、GW入ると混むだろうしなー。っという事で、気温が高くなり、お菓子仕事が少しゆっくり運転になってきたので、今のうちに色々と出かけたいところ。ウェブショップもそろそろお休みの時期を考えねば。
 

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