オアシスのドキュメンタリー。


オアシスのドキュメンタリー映画「スーパーソニック」を映画館で。お客さんは私以外全員男性で、ちょっとあんまり無い光景だなぁと。これが今年1本目の映画。今年はもうちょっと映画館で映画を見たいなぁ。
オアシスがデビューした1994年、私はロンドンに留学。この映画のクライマックスとなるネブワースのライブは1996年。私は1997年に帰国。なので、デビュー前の映像以外は、もうホントにリアルタイムで肌で感じていた事ばっかりで、ちょっと胸が熱くなり過ぎて、冷静に見れなかったのだけど。
 初めてオアシスを見た時はボーカルは後ろ手でスタンドマイク、他のメンバーもほぼ直立不動「え、何?この動かないバンドは」と強烈な印象だったなぁ。ライブの度に会場が倍々に大きくなり、チケットも争奪戦になっていき、更にテレビのニュースやタブロイド誌に毎日のように出だして、ホントにこの映画のままの3年を見ていたのです。
 映画に関しては、今までオアシスのドキュメンタリー番組はyoutubeでいくつか見てたのでマネージャーやその他のスタッフの話もいくつか知ってる話があったりしたけど、知らないエピソードも結構あったし(アラン・マッギーの当時の彼女の厚意でグラスゴーのライブに出番がもらえたっていうのとか、バンド内のいじめとか、1回聞いただけでリアムはレコーディングで完璧に歌うとか)、まぁでもやっぱロクでもない兄弟だなって思うし、そしてそれでも愛されるのも分かるし、そんなオアシスをこれからもたくさんの人が聞いていくのだわねぇ。
 個人的にはオアシスが大好きという訳じゃ無く、この時代までのインディーズロックが大好きなので、ヴァーブのリチャード・アッシュクトフトがチラっと出てきただけで「ひぃーーちょーカッコいいんですけどーー」とか、インスパイラルカーペッツが出てきたら「あぁついこの前ドラムの人亡くなっちゃったんだなぁ」とか「おー、この声は大好きなクリス・エヴァンス!」(インディーズロック関係ないけど)とオアシス以外のところに引っ張られるのだけど。
 リアムがソロ活動に入るようなのだけど、どんな音楽をやるのだろうか。ノエルの方はアルバムが出れば一応聞く、という感じで。私はノエル・ギャラガーが話すスミスやストーンローゼズのエピソードが大好きで、どっちかというと音楽よりそこを追いかけてる気がしないでもないのだけど。


という事でオアシスが所属していたクリエイションレコードのドキュメンタリーはこちら。この映画もオアシスのネブワースのライブがクライマックスなので、本当に大きな事だったんだなぁ。こちらには現在のアラン・マッギー出てます。たまらんラインナップでよだれが出そうになる1本です。


そしてね、これも今年は見に行かねばだわね。ダニー・ボイルがロンドンオリンピックの開会式を総合演出し、アンダーワールドが音楽を担当するなんて、イギリスってやっぱり懐深いって思います。時々、イギリス熱が高まるのだけど、スーパーソニックでガーーンっと高まりました。

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